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カテゴリ:コラム
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ほめ達!の「未来を拓く言葉たち」第2回 “志”とは不純な動機の結晶化 皆さんこんにちは。日本ほめる達人協会理事長の西村貴好です。突然ですが、“志”と“野望”の違いについて考えたことはありますか? 実はこの2つには明確な違いがあります。
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月刊ブックレビュー vol.35 『物流ビジネス最前線 ネット通販、宅配便、ラストマイルの攻防』 ちょうど3ヶ月前の2月16日、事務用品通販大手アスクルの物流センター「ASKUL Logi PARK 首都圏」で火災が発生しました。本書は第二章「巨大化する物流センター」の第三節「自家物流か、外部委託...
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京大教授が“切る”現代経済 vol.3 ICカードに透ける関東・関西気質 こんにちは。京都大学大学院経済学研究科教授の依田高典です。この連載では私の専門とする行動経済学—ココロの経済学—の知見をもとに、現代経済の中のちょっぴり気になる話題を取り上げて、その背後に潜む経済メカ...
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ほめ達!の「未来を拓く言葉たち」第1回 夢を実現させるもの、それは言葉 皆さんこんにちは。日本ほめる達人協会理事長の西村貴好です。先月までの連載、「ほめるは人のためならず」に引き続き、新たなシリーズをスタートします。タイトルは、ほめ達!の「未来を拓く言葉たち」――。この連...
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月刊ブックレビュー vol.34 『小さな会社でぼくは育つ』 一読して、ここまで担当編集者と著者のタッグ感が出ている書籍も珍しいと感じました。編集者が「私や後輩の世代に向けたメッセージをばーんと」と声をかけてきたという感じや、また、取材先の大企業の新人研修の話に...
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京大教授が“切る”現代経済 vol.2 Amazon Dash Buttonに透ける未来(後) こんにちは。京都大学大学院経済学研究科教授の依田高典です。この連載では私の専門とする行動経済学—ココロの経済学—の知見をもとに、現代経済の中のちょっぴり気になる話題を取り上げて、その背後に潜む経済メカ...
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月刊ブックレビュー vol.33 『職場の問題地図 「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方』 本書第4章「無駄な会議が多い」72ページにこうあります。「NTTデータ経営研究所の調査によると、日本の会社の業務で会議や打ち合わせの占める割合は15.4%。なんと、1人あたり1日1.4時間も会議のため...
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京大教授が“切る”現代経済 vol.1 Amazon Dash Buttonに透ける未来(前) 読者の皆さん、こんにちは。京都大学大学院経済学研究科教授の依田高典です。この連載では私の専門とする行動経済学―ココロの経済学―の知見をもとに、現代経済の中のちょっぴり気になる話題を取り上げて、その背後...
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月刊ブックレビュー vol.32 『ネットメディア覇権戦争 偽ニュースはなぜ生まれたか』 本書はWELQから始まった一連の問題を特に取り上げてその経緯を検証する本ではありません。主なネットニュース媒体のうち5つについて、開始時から現在までの変遷を追い、メディア志向かプラットフォーム志向か、...
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月刊ブックレビュー vol.31 『「ココロ」の経済学 ―行動経済学から読み解く人間のふしぎ』 今はどうなのか、評者の世代(1973年生まれ)までは確かに、「学部は?」と聞かれて「経済です」と答えれば、「ふ~ん」という感じで、なんとなく軽んじられました。漫画や映画などでも経済学部は「大学に進むキ...
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月刊ブックレビュー vol.30 『鋼のメンタル』 小説はともかく発言は毀誉褒貶相半ば。ネットでの炎上もしょっちゅうの作家といえば、百田尚樹氏が代表格でしょう。本書はその百田氏が鋼のメンタルを持つ秘訣を書きおろした新書。まえがきには、新潮社の名物部長氏...
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月刊ブックレビュー vol.29 『問題は英国ではない、EUなのだ』 フランス人の歴史人口学者、エマニュエル・トッド氏の著作を知ったきっかけは、今年の東京都知事選挙でした。自民党の小池百合子氏が党の推薦を得ず立候補。怒った自民党は党都連が立てた増田寛也氏を推薦し、そのと...
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月刊ブックレビュー vol.28 『そして、アメリカは消える』 今、仕事以外で読んでいる読書の軸が2つあり、1つが「戦後」です。出版界のトレンドとしても「高度成長期以前の日本」と「GHQ」が“来てる”感覚があり、関連書を読んでいると、いかに現代日本人が第二次大戦の...
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月刊ブックレビュー vol.27 『仕事が変わる哲学の教室』 一緒に仕事をさせていただいている経営者でコンサルタントのSさんは、いつも、2つの円を重ねた図で自身の仕事観を説明されます。1つが仕事をする「目的」、もう1つが「目標」。そして2つの円が重なりあう領域が...
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月刊ブックレビュー vol.26 『一流の睡眠 「MBA×コンサルタント」の医師が教える快眠戦略』 酒席でタブーな話の最右翼は政治と宗教だと言われます。個人の思想信条がぶつかって譲歩の余地がなくなる、最も危険な話題だからです。では反対に、最も安全で、特別な知識なしにある程度のことが語れ、しかも各自で...
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月刊ブックレビュー vol.25 『自衛隊メンタル教官が教えてきた 自信がある人に変わるたった1つの方法』 「はじめに」から「おわりに」の205ページまで一気に読める本。速い人は2時間か2時間半ぐらいで読み終わるのではないでしょうか。多くても5、ほとんどが3センテンス以内で改行するので、ページがどんどん進む...
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月刊ブックレビュー vol.24 『パナマ文書 「タックスヘイブン狩り」の衝撃が世界と日本を襲う』 ちょうどこの原稿を書く予定にしていた日の朝、狙いすましたように、杉並区役所から税の通知が来ました。いまいましさついでに封筒の但し書きを記しておくと、「特別区民税・都民税 税額決定/納税 通知書在中」で...
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月刊ブックレビュー vol.23 『ヤンキーの虎 新・ジモト経済の支配者たち』 ヤンキー×マネーの虎=ヤンキーの虎。秀逸な命名です。本書は、衰退久しい地方経済で逆に力を得つつある勢力「ヤンキーの虎」の生態と可能性を探った、ファンドマネージャーの藤野英人氏による一冊です。
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月刊ブックレビュー vol.22 『触楽入門 はじめて世界に触れるときのように』 これはおもしろい! この本は、「技術に基づく触感のデザイン(TECHnology based tacTILE design)」略してテクタイル(TECHTILE)というユニットで活動する4人組による、...
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月刊ブックレビュー vol.21 『作家の収支』 「この本に、これから客観的事実を書く。‥略‥本書の内容は、小説家という仕事をする個人が、どのように、そしてどれくらいの収入を得ているのか、というデータである」――まえがきの「本書の内容は?」にある著者...