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カテゴリ:社会
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都市農業は復活するか ~「都市農地の貸借の円滑化に関する法律」から~ 先の6月20日、これから日本の都市政策と農業の関係を大きく変えるだろう法案が、国会で可決され、成立した。農林水産省が昨年9月にまとめたものの解散総選挙により臨時国会に提出できず今年の通常国会に提出して...
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「おひとりさま」は何するものぞ ~時代に適応するための感性とは~ 私たちはいま、様々な財やサービスが「1人」ないし「個人」に向かいつつあることを実感している。商品が変われば消費者も変わるかと思いきや順序は逆で、博報堂の「ソロ活動系男子研究プロジェクト」の荒川和久氏に...
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これからの地域シンクタンク ~「として」へのコミット強化を期待~ 昨年5月、経産省の若手官僚がまとめた「不安な個人、立ちすくむ国家 ~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」という報告書(通称「経産省若手官僚レポート」)がネット上にアップされ話題になった。発案者は...
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盛り上がるフィットネス産業 ~シニアが席巻するクラブと24Hセルフ型ジムからの逆襲~ フィットネス産業の成長が止まらない。2016年は施設数が4946軒、市場規模が4473億円でともに過去最高を記録した。2017年の集計はこれからだが、更新が確実視されている状況である。
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ライトレールの行方 ~公共交通・都市計画行政・人の移住のドラマ~ 栃木県宇都宮市の「宇都宮ライトレール」の工事の始まりが早ければ来月に迫った。今からちょうど3年前の2014年12月2日に「まち・ひと・しごと創生法」が施行されて以来、地方都市のコンパクトシティ化が正式...
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「時間市場創出」というアプローチ ~地域づくりと産業振興を橋渡しするものとしての~ 今、社会の動きの大前提として、消費喚起がある。そのためのアプローチは様々あり得るだろうが、今まで消費に使っていなかった時間帯(例えば深夜)に市場を創出するという発想で注目されているのが「ナイトタイムエ...
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インシュアテックの現在と未来 ~IT化時代の自動車保険に関わる考察~ テレビや新聞で盛んに使われるようになった新語「フィンテック(FinTech)」。IT技術を利用した新しい金融ビジネスを指す言葉である。フィンテックの保険版として「インシュアテック(InsurTech)...
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太陽光発電のソーシャルコモンズ ~売電型から自家消費型への潮目~ 7月の初旬も終りかけた9日日曜日。TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』で気象予報士が話した今年の関東の長期気温予報に、耳を疑った人は多かったに違いない。予報士いわく、「今年関東は9月いっぱい最高気温が...
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プログラミングで何を変える? ~2020年・教育改革と「プログラミング的思考」~ 小学生や中学生に対するプログラミング教育の重要性が叫ばれている。経済産業省の発表によると、2020年に36.9万人、2030年には78.9万人のIT人材が不足するとの予測だ。日本の産業界の発展を考える...
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「定年起業」の今 ~iDeCoと小規模企業共済の間~ 今年1月5日、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」の加入資格が拡大された。これまでは自営業者あるいは勤務先に企業年金がない会社員しか加入できなかったが、勤務先の企業年金の有無に関わらず、また公務...