◆世界中で愛される
栄養豊富な「鰻」
うな重と冷えたビールは最高の組み合わせ!
夏が盛りを迎えると “土用の丑の日には鰻を食べよう” というフレーズを耳にします。世界各国で食べられる鰻ですが、この習慣は日本独自のもの。一節では、平賀源内が民間伝承に基づき 「丑の日に “う” がつく物を食べると夏バテしない」 と言ったことで広まったとか・・・。実際に、鰻はビタミンA・B群が豊富で滋養強壮に最適! さらにはミネラルやDHAなども多く含み、夏場でなくとも積極的に摂りたい、栄養の宝庫なのです。
しかし、日本において鰻料理といえば蒲焼や白焼きなど決まったものばかりであり、頻繁に食べるにはバリエーションにやや欠けます。そのうえ、鰻料理の専門店というと、なんとなく敷居の高いイメージがあるのでは?
そんなイメージを覆すのが、2012年5月に日比谷・イイノダイニング内にオープンした 「うな兆 Hibiya Select」。シックモダンなインテリアに和のエッセンスを効かせたスタイリッシュな空間で楽しめるのは、自社ブランド “ 汕頭鰻(スワトーウナギ)” の白焼きや白醤油焼きをベースにアレンジした多彩な創作料理と120種ものワイン! うな兆は、日本における鰻料理のイメージを広げ、鰻がグローバルな食材であることを発信する新感覚の専門店なのです。
2012年5月にオープンした鰻専門店 「うな兆 Hibiya Select」
格子など、和のテイストを散りばめたインテリアは見どころの一つ
◆ふっくらジューシーな
ブランド鰻 “汕頭鰻” とは?
汕頭の養鰻場。水温は常に適温に保たれ、鰻に最適な環境が整っている
うな兆では、コンセプトやメニューだけでなく、素材へのこだわりも他店とは一味もふた味も違います。というのも、うな兆は、30年にわたり自社で鰻の養殖から加工、卸販売などを手がけている株式会社エスエムアイの直営店。良質な鰻を自由なスタイルで、リーズナブルに提供できるのもうなずけます。近年ブランドとして人気上昇中の汕頭鰻は、肉厚でふっくらとした食感に加え、脂ものっていて旨みも抜群! この美味しさの秘密は、一体どこにあるのでしょう?
汕頭鰻の産地である中国・広東省汕頭市は、年間平均気温が25~26℃であり、鰻の成育に最適な環境なのだそう。山頂の水源地から良質な水を引いた東京ドーム14個分にもおよぶ広大な養鰻場で、エサや水の品質を厳しく管理し、シラスから成魚になるまで丁寧に育てられます。良い環境で育った鰻の身は、柔らかくジューシーで、まさにとろけるような味わい。もちろん、養殖から調理加工まで一貫して自社で管理する中で、安全性への配慮も万全を期しています。「安全・安心・安定・美味」 にこだわりぬき、他の中国産鰻とは一線を画した極上ブランド鰻――それが汕頭鰻です。