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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

アットホームな雰囲気で 相談しやすい一級建築士
株式会社建正設計一級建築士事務所 代表取締役 加藤英則

 
プロフィール 東京都出身。建築設計の仕事に憧れを抱き、養成機関で専門知識を学ぶ。卒業後は建築士事務所に入所し、設計業務や現場管理業務の経験を積んだ。事務所の後進育成が一段落したことをきっかけに、かねてからの目標であった起業を目指して独立し、2007年に(株)建正設計一級建築士事務所を設立した。社名には、法律的に、社会的に、顧客にとっても建築物を正しく建てるという思いが込められている。
 
 
 
住宅設計や現場管理業務などを手がける、株式会社建正設計一級建築士事務所。代表取締役の加藤英則氏は建築士として35年のキャリアを持ち、携わった戸建て住宅は数千棟、集合住宅は100棟を超えるベテランの建築士だ。加藤社長はその中で、いずれも無駄なく、住みやすく、地域の雰囲気に溶け込むデザインを心がけてきたという。顧客の希望を聞くために、コミュニケーションが大切だと語る加藤社長に、仕事への思いを聞いた。
 
 
 

建築設計一筋35年のベテラン建築士

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 本日は東京都西東京市にある、株式会社建正設計一級建築士事務所さんにお邪魔しています。事務所の壁にはこれまで手がけてこられたマンションのデザイン図案が並んでいて圧巻ですね! どれもエントランスがおしゃれで素敵です。ご依頼はマンションの設計が多いのでしょうか?
 
加藤 そうですね。最近はマンションなどの集合住宅に関するご依頼がほとんどです。ただ、戸建ての注文住宅のご依頼もございまして。戸建て住宅と集合住宅を合わせ、これまでに手がけた建築物は数千棟に上りますね。
 
水野 数千棟ですか! それだけ多くの建築物を手がけてこられたとなると、とても長い業界歴をお持ちなのではないかと思います。
 
加藤 かれこれ35年以上、建築設計一筋で仕事をしてきました。弊社も設立してから20年ほどになります。独立したのが40歳の頃で、業界内では遅いほうでした。しかしその分、経験も積めましたし、お客様やお取引先との信頼関係を維持しながら独立できましたので、これまで堅実に会社を育ててこられたと思いますね。
 
水野 それほど長く業界に携わってこられたベテラン建築士さんならではのこだわりや、住宅にかける思いがとても気になります。加藤社長のお人柄も合わせて詳しくお聞きしてきましょう!