トピックスTOPICS
1つの目標に向かい、部員が一丸となって取り組む部活動。学生時代に熱中して取り組んだ覚えのある方も多いのではないでしょうか。 そんな部活動に、むしろ大人になった今、真剣に取り組んでいる人たちがいる! それを知った編集部が向かった先は、自社企画商品を「Kraso」や「haco!」などの独自メディアで展開している株式会社フェリシモさん。猫部や臨床美術部、おてらぶなど、なんともユニークな同社の部活動の様子をレポートします!
まずはどんな理念をもとに部活動を推奨しているのか、広報を務める石井陽子さんにお聞きしました。
「フェリシモでは“しあわせをデザインする会社”をコンセプトに、『事業性』と『独創性』、『社会性』の3つを満たした事業展開をしています。部活動でも、この考え方を大切にしているんですよ」。
なるほど。部活とは言っても、しっかりとした信念を持って活動されているんですね! でも、部活なのに『事業性』というのはどういうことなんでしょう?
「もともとこの部活動は、2010年に事業領域を広げていくにあたって、部署や仕事に関係なく、社員が得意としていることや好きなことを、自由な発想で思う存分やらせてみよう! というところからスタートしたものなんです。普通の部活と違うのは、立ち上げた部活動の内容を最終的には事業につなげること。そのために毎週水曜の午前中を部活動に充ててもいい、ということになっています。2016年現在では、9の部活が活動しているんですよ」。
自分の好きなことを、業務時間内に思う存分できるなんて・・・。きっと楽しくて仕方がないはず! ということで、中でも活発に活動をしている3つの部活の部長さんに、活動の様子をお話していただきました!
活動の活発さから、なんと2015年には事業化第1号となったフェリシモ猫部さん。猫への愛を募らせ部を立ち上げた部長の松本竜平さんに、活動内容について語っていただきました。
「猫部では、猫好きな方々に向けて、猫の形のマシュマロ『ニャシュマロ』や、猫のひっかき傷専用の絆創膏「にゃんそうこう」など、猫にまつわるユニークな商品を企画して販売しています。中には『猫の肉球の香りハンドクリーム』という商品もあるんですよ」。
肉球の香り!! 実際にどんな香りなのか、大いに気になるところですが、きっと猫好きさんにはたまらないのでしょうね。