優れた競走馬を育成し
引退後の活動もサポート
引退した競走馬のセカンドキャリアを支援

藤沢 ホースサポートセンターでは、競走馬の引退後のサポートを行っています。例えば、乗馬クラブや、心の病を抱えた方が療養のために馬と触れ合うホースセラピーなどの場で、引退競走馬が活躍するための環境づくりですね。
名高 なるほど。いわば競走馬のセカンドキャリアを支援しておられるわけだ。
藤沢 その通りです。競走馬はレースに勝ち抜くための馬ですから、競馬そのものが人間社会における役割です。だからこそ、走れなくなった馬は、新たな役割を見出せなければ生き続けられない、シビアな現実があります。しかし、引退した競走馬が活躍する場所や役割が少ないことや、その馬が持っている可能性を十分に活かせていない現状に、私はもどかしさを感じていたんです。そこでホースサポートセンターでは、引退競走馬の価値創造と終生飼養をテーマに、「Biz horse club(ビズホースクラブ)」というサービスの運営を開始しました。
名高 Biz horse clubとは、どのようなサービスなんですか?
藤沢 「ビズホース」は「ビジネスホース」の略称です。馬の個性と特徴を活かした仕事を創出し、馬自身が再び人間社会の中での経済活動、つまりビジネスに参加できることを目指しながら飼養管理をする。そのうえで、この活動に賛同いただける支援者の方を募り、その馬が成長するための支援をしていただきます。支援者の皆様には、定期的な活動報告「ビズホレポート」をお届けしたり、「ビズホミーティング」という乗馬体験や触れ合いイベントに参加できたり、多数の特典をご提供するサービスなんですよ。
名高 馬を応援するファンクラブのような活動ですね。多くの人からのサポートを受けられれば、引退した競走馬も安心して第二のキャリアに挑戦できますね。
藤沢 そのためには一頭一頭に誠実に向き合い、それぞれの個性を見極め、その馬に合った役割をつくることが大事です。そして、馬は人を楽しませ、人は馬を支える。その循環を提供することが、私たちの使命であると考えています。
名高 馬を応援するファンクラブのような活動ですね。多くの人からのサポートを受けられれば、引退した競走馬も安心して第二のキャリアに挑戦できますね。
藤沢 そのためには一頭一頭に誠実に向き合い、それぞれの個性を見極め、その馬に合った役割をつくることが大事です。そして、馬は人を楽しませ、人は馬を支える。その循環を提供することが、私たちの使命であると考えています。