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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

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波乱万丈な人生を助けてくれる周囲の人々

 
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クリス これだけ幅広い業務を手がけられる、佐藤社長のご経験が気になります。
 
佐藤 大手アパレルメーカーに就職したものの、給与は安く、夜はコンビニでアルバイトもしていました。そんな中、ある出会いがきっかけでアメリカに語学留学したいと考えるようになり、私が勤めていた会社を担当していた大手運送会社のドライバーさんに相談して、その運送会社に転職したんです。
 
クリス 直接ドライバーさんに聞くとは驚きの行動力です! 運送業をお選びになったのには理由があったのですか?
 
佐藤 運送トラックのドライバーは歩合制ということもあり、頑張れば頑張っただけ給料に反映される仕事だったんですよ。当時21歳だった私は体力に自信があり、なにより仕事が楽しかったので、朝6時に出社して夜12時に退勤するといった、今から考えれば無茶な働き方をしていましたね(笑)。
 
クリス その頑張りでしたら、アメリカ留学の夢はだいぶ早まったのでは?
 
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佐藤 それが、留学しなかったんです(笑)。頑張った分だけ稼げることで、仕事が楽しくなり過ぎてしまいました。その勢いであまり後先考えずに生活をしてしまった結果、逆に600万円の借金をつくってしまうことになりまして・・・(笑)。また、同じように長時間勤務をしていた先輩方が体調を崩して辞めていく姿を見て、私も「ずっとは続けられないな」と感じたんです。そこで転職を決意し、ドライバーの先輩や友人・知人のつながりから、さまざまな業界に挑戦しました。中古車を運ぶことや、引越し業者、物流会社の管理職など、お声がけいただいたところに出向いて何でもこなしていましたね。
 
クリス そんなにたくさんの方が仕事を紹介してくれるというのは、なかなか珍しいのではないかと思いますよ。
 
佐藤 そうですね。私もこの経験の中で、子どもの頃から人と仲良くなることが得意だったなと気付いたんです。相手に興味を持ち、どうしたらその方が喜ぶか、困っていることがあればどうにかして解決できないかと自然に考えてきました。上京してからも同じように出会う人々と仲良くなって、本当に多くの方に助けていただきましたね。