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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

米国大学へ留学を志望する
高校生アスリートを支援

 

高校生アスリートたちの夢を叶えるために

 
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狩野 学生さんたちの卒業後の進路も気になります。ちなみに西谷代表のご子息は、今どうしておられるんですか。
 
西谷 日本で 大手飲料メーカーに勤務しています。アメリカの大学ではマーケティングを専攻し、テニス部との両立を頑張ったようです。息子のように帰国して就職する人もいれば、アメリカで就職する人、スポーツトレーナーの資格を取るために大学院に進学する人もいますし、進路はさまざまですね。
 
狩野 自分のやりたいことを見つけたり、人生にはいろいろな選択肢があることに気付いたり、留学の意義はそこにあるのかもしれませんね。広い世界を見て来たアスリートたちは、どんなフィールドでも活躍できそうです。今後、留学を考えている高校生たちに必要な心構えがあれば教えてください。
 
西谷 何事にも積極的な姿勢で臨んでほしいですね。高校生までの間は、ほぼ受け身の姿勢でスポーツをしていてもいい環境です。監督やコーチの指導を実践するような形で取り組んでいたお子さんも多いでしょう。しかしアメリカでは、受け身で得られるものは何もありません。例えば、コーチが指示した練習に疑問があれば、自分の意見をぶつけることも必要です。また、アメリカではアジア人は少数派ですから、その中で自分の存在価値をどう確立していくか・・・きっと日本にいたら、そんなことは考えずに日々を過ごせるでしょう。でもそうやって自分と真剣に向き合うことで、アスリートとしても人間としても、大きく成長できると思うんです。
 
狩野 留学は、まさに若者にとって人生のターニングポイントになるわけだ。西谷代表、責任重大ですね!
 
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西谷 そうですね。この先の日本を背負っていく若者たちの背中を押してあげることこそが私の使命と考え、これからも日々高校生の皆さんと向き合っていきます。留学にチャレンジしたいけれど、一歩踏み出す勇気が出ない若者に「誰にでもチャンスはあるんだよ。そのチャンスを掴んでごらん」というメッセージが伝わったら嬉しいですね。
 
狩野 テニスだけでなく、すべてのアスリートは世界の舞台に立ちたいと願うものです。しかし知識も情報もない状態で、世界へ羽ばたくのは簡単なことではありません。だからこそ、西谷代表のような存在は心強いですよね。どんな大学生活を送り、どのような人生を歩みたいのか。若者の未来を拓き、夢を叶えるお手伝いができる、素晴らしいお仕事だと思います。これからも若者のため、スポーツ界のために、頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
苦しいことも多いものの、実際にアメリカに渡った子どもたちの成長が目に見えて感じられるこの仕事はやりがいが大きいです。彼らが一時帰国したときに食事に行くと、キラキラした目でいろんな話をしてくれるんですよ。そういう姿を見るのは、本当に楽しいですね。
(西谷真彰)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 I-Con Sports Japan
■ 本社 I-Con Sports(International Sports Connection SL)
Avenida Diagonal 626 2-2C Barcelona 08021 Spain
代表 Marc Becker
■ 事業内容 アメリカ大学への奨学金によるテニス・スポーツ留学支援
■ 創業 2014年4月
■ ホームページ https://i-consports.jp/
※営業目的のお電話は固くお断りいたします。