B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

大規模から一般住宅まで
マルチ対応の建設会社

 

働く環境をより良くするために独立

 
glay-s1top.jpg
畑山 リニア新幹線に関わる工事から一般住宅まで対応できるのは、峯神社長が確かな技術力をお持ちだからこそだと思います。ぜひ、これまでの歩みをお聞かせください。
 
峯神 もともと私は、いわゆるスーパーゼネコンと呼ばれる大企業に勤めていまして。そこの土木部門で監督を務めていたんです。当時は、ダムやトンネルを手がけており、「特殊土木」と呼ばれる仕事にも多く関わっていました。
 
畑山 なるほど。そこで技術力も統率力も磨かれたわけですね。
 
峯神 やはり大手ならではの大規模で高難度な工事も多くありましたからね。そこでの経験が今の私の仕事に活きていることを、日々実感しています。
 
畑山 独立しようと思われたのには、何かきっかけがあったんでしょうか?
 
glay-s1top.jpg
峯神 もちろん大手には大手の良さがあります。でも大企業にいたのでは、自分で何かを変えることはできません。例えば勤務時間一つ取っても、どうしても企業勤めだと時間に縛られてしまいます。それに、上下関係も厳しいですからね。大手に勤めていると、そういった働く環境を自分の力だけで変えるのは難しいです。でも自分で会社を立ち上げるとなれば違います。独立すると「もっとこうすれば良いのに」「自分だったらこうする」と思っていたことを形にできる、と考えました。
 
畑山 ご自身の理想とする働き方を実現するために会社を立ち上げられたのですね。
 
峯神 やはり会社は従業員あってこそですからね。働いていて楽しくないと、私自身はもちろん社員も続かないです。
 
畑山 一般的に、建設業界には「厳しい仕事」というイメージがあると思います。その影響か、人手不足に悩んでいる業界でもありますよね。
 
峯神 まさに畑山さんのおっしゃる通りです。だからこそ私は、そういうイメージを変えたいと思ったんですよ。「働いて楽しいと思えること」、そしてもっと現実的に言えば「高い賃金を得られること」。この2つを叶えられる業界にしていくのが私の夢ですね。