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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

将来の笑顔のために
誠実な仕事を実施

 

本当に良い物を提供するプライド

 
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川村 現在は塗装、サイディング、屋根工事が事業の3本柱だそうですが、分野は違えど現場仕事という点では共通していますよね。現場作業で、最も大事にされていることはなんですか?
 
柴田(翔) 仕事に対して真摯でいることです。例えば塗り替えのご依頼がきても、僕らが調査して「必要なし」と判断すれば、「まだ1、2年は持ちますよ」と正直に伝えます。他には、「今は予算がこのくらいしかないから、安い塗料でやってほしい」といったご依頼には、「少し高めの塗料のほうが将来的に長持ちしますので、予算が貯まるまでお待ちになることをおすすめします」とご提案することもありますね。
 
川村 一般のお客さんは専門的なことには詳しくないから、そうやって提案をくれる業者さんがいたら、すごくありがたいでしょうね。私だったら絶対頼りにすると思います。
 
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次男の大樹氏。実力、信頼ナンバーワンを目指して挑戦中!
柴田(大) 当社は「代金をいただければ何でもします」というスタンスではありません。お客様に喜んでいただけるような仕事をするためにご提案をするのがモットーです。
 
川村 素晴らしいです。本当に品質の高いものを提供したい、という職人気質の表れですよね!
 
柴田(誠) 塗料は塗った直後はどれも大差なく、素材の質や職人の腕の差が出るのは5~10年経ってから。だからこそ、施工する側がきちんと良し悪しを判断してお客様に伝えなければいけないと考えております。
 
川村 10年後に価値が決まるというのは、かなり特殊な仕事だと思います。例えば料理なら、食べたその場で評価できますから。
 
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店舗外観。一見すると塗装店とは思えないオシャレな雰囲気
柴田(翔) そのため、仕事のモチベーションに、職人としてのプライドが重要となるんです。
 
柴田(大) あとは施工物件を自分の家だと思うか、他人の家だと思うか――ですね。自分の家であれば、最小限のコストで最大限の理想の家を建てたいと思いますよね。料理で例えると、希少な食材を集めたからといって、おいしい料理が生まれるとは限りません。むしろ工夫次第でお金をかけなくてもおいしくなる可能性はたくさんあります。つまり、料金を多くいただくために「あれもこれもいいから」とお客様に必要以上の提案するようなことを当社ではいたしません。お客様の家を、自分のものであるかのように考えて、施工するのがモットーです。