例年より遅かった梅雨が明け、一気に夏の日差しになりました。皆さん、夏季休暇の予定はお決まりですか？　せっかく長く休みが取れるなら、日常から一歩外に飛び出し、特別な体験をするのも一興。混みあうお盆時期を外しても、秋にかけて連休も多いので、旅に出てリフレッシュしてはいかがでしょうか。メジャーな観光地やテーマパーク、温泉もいいけれど、今回は、五感を刺激するスペシャルなリゾートホテルに注目しました。 瀬戸内の島絵巡りの拠点にもぴったりな、岡山県玉野市のJR宇野駅近くにある県内唯一の競輪場「玉野競輪場」。1950年の開設以来、瀬戸内海に面した風光明媚な競輪場として親しまれているこの施設内に、2022年3月、リニューアルプロジェクトとして「デザイン×サステナブル×地方創生」をコンセプトに、日本初のスタジアム一体型ホテル「KEIRIN HOTEL10 by 温故知新（ケイリンホテルテン バイ オンコチシン）」がオープンしました。 KEIRIN HOTEL10は、149室中126室が競走路に面したバンクビュー！　瀬戸内海と共に競輪選手たちの活躍を眺めることができるのは、スタジアムならでは。競輪が好きな人はもちろん、馴染みがないという人も魅了してやまないKEIRIN HOTEL10で過ごす、とっておきの旅をご案内します。

レース期間中は選手の宿舎としても利用されるKEIRIN HOTEL10。客室はスタイリッシュなロッカールームをイメージしていることもあり、滞在中の気分はさながら“10人目の選手”。インテリアには、老朽化により解体された旧玉野競輪場の廃材が多く活用されているのも見どころの一つです。また、前述の通り客室の多くが瀬戸内海とバンクに面しているほか、5階以上の客室はすべてにテラスがあり、臨場感たっぷりにレースや練習風景を楽しむことができます。特に、限定2室のスイートルームでは半露天のビューバスやアウトドアソソファで寛ぎながら観戦ができるとあって、この上ない贅沢な気分に浸れるでしょう。 もちろん、客室以外でもスタジアムの雰囲気と瀬戸内の魅力を余すことなく堪能できるのがKEIRIN HOTEL10です。ホテル棟につながるスタンド棟2階にあるレストラン「FORQ（フォーク）」は、大きな一面の窓からバンクを一望！　レース開催時には間近でレースが繰り広げられ、手に汗握ることうけあいです。レースがない日のモニターでのパブリックビューイングも迫力満点で目が離せません。 そんなエンタメ性抜群のレストランには、瀬戸内海の鮮魚を活かした料理や岡山県名物エビメシをアレンジしたエビメシオムライスなど、地域性豊かなメニューも充実。今夏はジューシーな和牛100％バーガーや和牛ローストビーフ丼といった気になる新メニューもたくさん登場しているほか、オリジナルのドリンクやスイーツもそろうので、ランチからカフェ、ディナーまで大満足間違いないでしょう。嬉しいことにFORQは宿泊者以外も利用可能。競輪場来場や瀬戸内観光の際には、気軽に足を運んでみてください。

唯一無二の“泊れる競輪場”ことKEIRIN HOTEL10。バンクビュー以外にも、施設内の随所で競輪の魅力に触れることができます。ギャラリーには、岡山所属選手の紹介や競輪の豆知識、自転車の作り手にフォーカスした展示などを目で楽しむだけではなく、実際に選手の身体能力を体感できるコーナーも。また、ホテルロビーにあるショップにはさまざまなクリエーターやショップとのコラボにより生まれた競輪や自転車をモチーフにしたオリジナルグッズが多数並び、そのポップなデザインに目を奪われるはず。普段使いにもお土産にもぴったりなグッズは公式オンラインショップからも購入できるので、気になる人は今すぐチェックを。 KEIRIN HOTEL10では、シーズンごとにさまざまなプランが登場。今の時期はリトリート気分を贅沢に味わうスイートルームプラン、アクティブ派にぴったりな女子旅プラン、家族旅行に嬉しい夏休み限定ファミリープランなど、夏の瀬戸内旅を満喫できるプランが販売中です。さらに、期間限定で開催したサウナの外来利用が好評だったこともあり、現在、外来利用の日程を拡大中とのことなので、サウナ好きはこの機会に、窓の外にバンクを望む開放的なサウナを一度体験してみてはいかがでしょうか。 未知なる競輪の魅力と地域性、さらにホテルのホスピタリティが融合し、めくるめく非日常が心を躍らせるKEIRIN HOTEL10。いつもと違うエキサイティングな旅の思い出をつくり、日常への活力をチャージしましょう！