◆梅酒の製造といえば誰もが知る
人気メーカーが梅文化体験を提案
2018年4月にオープンした「梅体験専門店 蝶矢」
4000年も前から存在し、弥生時代に中国から日本に渡来したと言われている梅。漢方薬として利用され、鑑賞用に食用にと、現在まで長く親しまれてきました。クエン酸による疲労回復をはじめ、梅の成分は「体に良い」ということも広く知られ、健康維持のために梅干しや梅シロップなどを家庭でつくる“梅仕事”を楽しむ人も少なくないでしょう。
このように日本人にとって馴染みの深い梅文化を、楽しみながら体験できる専門店が京都にあります。「梅体験専門店 蝶矢」は、大阪府に本社を構えるリキュールメーカー、チョーヤ梅酒が手がけるショップです。チョーヤ梅酒が梅酒の製造を始めたのは1959年。今や梅酒の一大ブランドとして絶大な知名度を誇り、梅酒の伝統・文化を守り広め、さらに梅酒の新たな可能性を追求することを使命として掲げています。
そうした中で、日本の梅文化を現代的なスタイルで提供し、「大切な人とのつながりを育む文化」として発展させるべく、チョーヤ梅酒は梅体験専門店 蝶矢をオープンしました。歴史ある京都で、暮らしの中で育まれた梅文化を楽しみながら体験してみましょう。
◆組み合わせは100種類以上!
初心者も気軽に楽しめる梅仕事
ギャラリー風のシンプルでスタイリッシュな空間
好みの組み合わせで、梅シロップや梅酒をつくろう
梅体験専門店 蝶矢が世界初の梅体験専門店として京都の市街地にオープンしたのは、昨年2018年4月。ガラス張りのため、通りからも白を基調としたシンプルでスタイリッシュな店内の様子がうかがえ、一見するとギャラリーのような雰囲気が漂っています。
店内では、予約制で梅シロップや梅酒づくりの体験が可能です。梅は完熟南高をはじめ、鶯宿など5種、砂糖は氷砂糖やこんぺい糖、はちみつなど5種、酒はウォッカ、ブランデー、ホワイトラム、ジンの4種から好みの素材をセレクトして組み合わせることができ、その組み合わせはなんと、100種類以上! まさに、自分のこだわりの一品ができるとあって、人気を集めています。さまざまな味を試飲しながら組み合わせを決めることができるほか、梅コンシェルジュがサポートしてくれるので、「梅仕事は初めて」という人も、安心しておいしい梅シロップや梅酒づくりを楽しめることでしょう。
店舗では、手づくり体験以外に「蝶矢 梅キット」も販売されているので、「家でもつくってみたい」「贈り物に活用したい」という人にも嬉しい限り。伝統の梅文化を体験し、楽しんだら、自宅で味わうのはもちろん、キットを持ち帰って日常に梅文化を取り入れるのもいいですね。
実際の手づくりキット
試飲できる梅シロップ
キットは購入して持ち帰ることも可能
◆新感覚の梅ドリンクを
気軽にテイクアウトで
テイクアウトのアイスドリンクには大きな完熟南高梅が!
モダンなスタイルで梅体験を発信する、梅体験専門店 蝶矢。店頭では、カジュアルに梅を楽しめる、テイクアウトのドリンクも販売しています。アイスドリンクでは大粒の完熟南高梅がまるごと入った梅シロップをソーダや緑茶、紅茶割などで味わえ、京都散策のお供にもぴったり。お湯割りなどのホットドリンクもラインナップしており、梅の酸味が、疲れた体にもさわやかに染み渡るはず。また、9月には期間限定で、青いハーブ“バタフライピー”の使用により色が変わる、斬新な「オーロラ梅ソーダ」が登場したこともあり、今後の限定メニュー登場にも期待したいところです。
2000年にわたって家庭薬、嗜好品など、さまざまな形で日本で親しまれてきた梅。その中で育まれた、各家庭で梅干しや梅酒などを手づくりする独自の文化は、貴重なものと言えるでしょう。こうした日本の梅文化を次世代につなげるべく、チョーヤ梅酒は「とどけ、梅のちから。」をスローガンに、梅の新しい可能性を追求し、梅の素晴らしさを発信しています。まずは、梅体験専門店 蝶矢でモダンな梅文化を体験し、その楽しさやおいしさをじっくりと味わってみませんか。梅仕事の魅力に目覚めたら、ぜひ梅文化を次世代につなぐ一端として、梅のある暮らしを楽しみましょう。
梅体験専門店 蝶矢
https://www.choyaume.jp/
〒604-8117 京都府京都市中京区六角通堺町東入堀之上町108 CASA ALA MODE ROKKAKU 1F
営業 11:00~19:00
定休日 不定休