◆京都大学発の先端素材
ポーラスクォーツとは?
多孔質ガラス「ポーラスクォーツ」がオイルを含むと・・・?
生活の中のさまざまなシーンで感じる“香り”。五感の中でも嗅覚は記憶や感情への影響が大きいと言われ、気分のリフレッシュやリラックスのために、ライフスタイルにアロマを取り入れて楽しんでいる人は多いでしょう。
巷にはさまざまなタイプのアロマグッズがあり、デザイン性が高いものも少なくありません。その中でも今回は、機能性にも長け、遊び心が感じられる次世代のアロマディフューザーブランド「PorousQuartz(ポーラスクォーツ)」に注目してみました。
製品のベースとなっているのは、ブランド名にもなっている「ポーラスクォーツ」という、白色のガラス板。これは、普段私たちが目にしているただのガラスではなく、実は京都大学が先端技術により生み出した、ミクロ&ナノサイズの穴が開いた高純度のガラスです。医療器具にも使用されているという優れた先端素材を用いたアロマディフューザーとは、一体どんな特徴があるのでしょうか。
◆オイルを含むと驚きの変化!
心地よい香りが長時間続く
アロマオイルを含むと、白色から透明に変化!
ポーラスクォーツの素材には、あるユニークな特徴があります。それは、エッセンシャルオイルやフレグランスオイルを吸収すると、白色から透明に変化するというもの。先述のとおり、精緻なナノ&ミクロの穴が規則的に開いており、またその穴同士がつながっているため、ある一定の屈折率のオイルを含むと、ガラスのように透明に変化をするのだとか。一見すると真っ白のディスクにアロマオイルを落とすと、浸み込んだ部分が透明になり、隠れた絵柄が浮かび上がる様子は、まるで魔法のよう。目にも楽しい、遊び心のあるディフューザーなのです。
もちろん、目で楽しめるだけでなく、ディフューザーとしての機能が優れているのも、ポーラスクォーツの魅力。ガラスの容積の約85%が精緻な穴であり、そこにオイルが速やかに入り込み、規則的に蒸散していきます。素焼きのアロマテラピー素材と比べると、10倍の速度で4倍以上の量のオイルを吸収し、なんと、5倍以上の長時間にわたり香りを楽しむことができるのです。
透明に変化することで、絵柄が浮かび上がってくる
水も電気も不要。何度でも繰り返し使えるのも嬉しい限り
しかも、独特の精緻な構造上、フレグランスオイルがもつ本来の香りがゆっくり、規則的に空気の中に放たれるため、漂う香りは優しくフレッシュ。使用時には水や電源を使用せず、どこでも気軽に使える点や、繰り返し何度も使用できるのも、日常使いを考えると嬉しいポイントと言えるでしょう。
◆日常に取り入れたい
モダンなデザイン
美術品のような「Palette」。季節ごとのデザインにも注目
京都市産業技術研究所の協力により、絵付けが可能に
ポーラスクォーツの形状はディスク、スティック、スフィアの3タイプ。中でもディスクタイプは広い表面積から揮発するために香りを強く感じられるほか、製品のバリエーションも多彩に展開しています。
例えば、「Palette(パレット)」ディフューザーは、京都市産業術研究所との技術開発で、ポーラスクォーツに清水焼、京焼きの絵付けの技法で手描きの絵柄を施した京都らしい逸品。オイルが浸み込むと浮かび上がる絵は、季節に合わせた8種の柄をラインナップ。ドーム型専用容器にセットすれば、美術品さながらの存在感です。
プロダクトデザイナーYusuke Taguchi Designの田口裕介氏がデザインを手がけた「PQbreeze(ピーキューブリーズ)」は、京都大学発の先端素材×ZENスタイル「風薫る、香りのカタチ」がコンセプト。フレームの□は地、△は火、ディスクの◯は水を、香りで風を表現したモビールスタイルのディフューザーとなっており、モダンなインテリアオブジェとしても楽しめます。
このほか、キュービックジルコニアのチャームの中央にミニディスクがセットされ、ペンダントやリングとして香りを身にまとえるチャームコレクションといったユニークなタイプもあるので、好みやシーンにぴったりなアイテムを見つけてください。最先端素材による、新時代のアロマディフューザー、ポーラスクォーツ。この春、心地よいアロマを日常に取り入れ、ライフスタイルをブラッシュアップしてはいかがでしょう。
インテリアオブジェとしても秀逸な「PQbreeze」
身に着けて持ち歩けるチャームコレクションも
PorousQuartz
https://www.porousquartz.com/