
インタビュアー 宮地真緒(女優)
宇佐美 よく言われます(笑)。労務管理事務所ではこれまで培ってきた総務や人事労務の経験と知識を活かして、社会保険労務士として活動しています。塾では一流のアスリートも活用するブレイン&メンタルトレーニング、SBTをご提供していまして。日本でのイメージトレーニングの第一人者と呼ばれるJADA協会が、SBTを運営しています。私は協会の公認SBT1級メンタルコーチの資格を取得し、認定教室を開いているんです。SBTは、北京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボールチームのメンタルトレーニングにも導入されていました。他にも、メジャーリーグで大活躍する選手を輩出したり、成績に伸び悩む企業にアドバイスしたりしているんです。
宮地 すごい実績ですね! 一人ひとりの夢や目標を実現するために、メンタルトレーニングでサポートされていると。具体的にはどういった内容なんでしょうか?
宇佐美 例えば、SBTにはナンバーワンポーズというものがあります。人差し指を高々と突き上げるポーズで、高校野球で知ったという方も多いかもしれません。でも、元々はSBT発なんですね。普段から、何か良いことや嬉しいことがあったときにこのポーズをして、その記憶をポーズから呼び起こせるようにしておくんです。そして、自分が辛くなったときにそのポーズをやると、嬉しいときの記憶が蘇り、元気が出るようになります。このようなことを積み重ねて、最強のプラス思考をつくりあげていくんです。

宇佐美 人は感情に影響されます。感情が不快になるとマイナスのホルモンが分泌され、体にも影響が出ますし気分も沈みがちになってしまいます。その一方で、感情が快になるとプラスのホルモンが分泌され、前向きに考えられるようになって元気になるんです。私はかつて消極的でしたので、それがSBTを学ぶきっかけでした。宮地さんの場合、そのネガティブも活かそうと前向きに考えられているので、プラスに働いているのかもしれませんね。