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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

口内の病気は万病のもと 独自の治療で健康を守る
医療法人 宏和会 池尻歯科医院 理事長 池尻良治

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 福岡県出身。医者の家系に生まれ、6代目にして初の歯科医師の道へ進む。1979年に池尻歯科医院を開業して以来、患者の負担が少しでも少なくなることを念頭に最新機器や新たな治療法を取り入れながら地域の健康に貢献してきた。また、日本小児矯正歯科学会、バイオビムラー矯正研究会、国際睡眠時無呼吸アカデミーISASA、ライトタッチレーザー学会などさまざまな団体の会長を務め、年に20回以上のセミナーや講演を行うなど精力的に活動中。
 
 
 
大阪市淀川区で1979年に開業し45年の歴史を積み上げてきた池尻歯科医院。医療法人宏和会の理事長でもある池尻良治院長は、睡眠時無呼吸症候群を治す装置「e-OAスリープ・スプリント」の開発や、小児矯正専用「バイオビムラー矯正」の導入など、患者の負担が少ない治療で地域の健康を担っている。「歯はもっと簡単に治すことができる」と語る池尻院長の目標は、多くの歯科医師にこの取り組みを知ってもらうことだ。
 
 
 

整った歯並びを実現するバイオビムラー矯正

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 東三国駅から徒歩1分という好立地にある池尻歯科医院さん。池尻院長は医療法人宏和会の理事長も務めておられるそうですね。まずは、池尻院長が医師の道に進んだきっかけから教えてください。
 
池尻 もともと池尻家は医者の家系でして、父も九州大学の外科医師でした。医者として6代目の私は初めての歯科医師で1979年に当院を開業しました。ちなみに兄は漢方専門医なんですよ。
 
濱中 長年にわたり、地域の皆さんの歯を守り続けておられるんですね。それにしても診療メニューが豊富で驚きました。ユニークな治療法も多い印象です。
 
池尻 ええ、例えば子どもの歯並びを直す「バイオビムラー矯正」がその一つと言えるでしょう。一般的な小児矯正は糸切り歯の奥の歯を抜いてスペースを確保し、ワイヤーを装着して歯並びを整えます。しかし、バイオビムラー矯正なら抜歯する必要はありません。専用装置の装着も就寝時の1日10時間のみ。これだけで見違えるほどきれいな歯並びになるんですよ。
 
濱中 歯を抜かず装着も短時間で済むんですか! これはメリットばかりですね。
 
池尻 さまざまな方法を試してきた中で、バイオビムラー矯正が最も効果が高く患者さんにかかる負担も少ないと確信したんです。12歳という遅い年齢で矯正を始めたお子さんも、毎日、必ず装着するという約束を守ってくれ、歯並びがすっきり整いましたよ。