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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

全国のインフラを支える 電気・通信設備工事会社
株式会社エムテックス 代表取締役 村山肇

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 静岡県出身。学業修了後、工事用機材のレンタルを行う企業に入社。その後、自社商品のメーカーで知見を深め、電気工事を手がける(株)東和延線工事へ出向する。ケーブル敷設工事などの作業に魅力を感じ、より積極的に取り組んだことで実績を挙げ、同社の代表取締役に就任した。2022年に(株)エムテックスに社名を変更し、日本全国で電力ケーブルや通信ケーブルの延線工事を行っている。
 
 
 
電気や通信のためのケーブル敷設工事を行う、株式会社エムテックス。代表取締役の村山肇氏は、確かな知識と判断力で同業者からも信頼されるベテランの職人だ。タワーマンションや港湾、プラント、果ては宇宙センターといった通常の電気工事会社では設置が難しい大規模なケーブル敷設を担っており、業界では「困ったときの駆け込み寺」のような存在だという。日本全国へ赴き、国内のインフラを支える村山社長に、仕事への熱い思いを聞いた。
 
 
 

高圧ケーブルを扱う国内屈指の工事会社

 
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インタビュアー 春香クリスティーン(タレント)
春香クリスティーン(以下、クリス) 東京都墨田区を拠点に、電気や通信ケーブルの敷設工事を手がける株式会社エムテックスさん。村山社長は長年、電気工事に関する経験を積んでこられたベテランの職人であるとお聞きしました。具体的にはどのような工事を行っているんでしょうか?
 
村山 弊社は、建物全体へ電力を供給する用途や通信に使用される高圧ケーブルを敷設する工事を専門としています。こちらにあるのが、実際に敷設するケーブルのひとつなんですよ。よろしければ、ぜひ持ち上げてみてください。
 
クリス わっ、とても重たいですね! 太い三本の導線が一束になっていて、すごく迫力があります。私もテレビ番組の収録ロケでさまざまな場所のケーブルを見てきました。でも、ここまで太くて重量のあるものは初めて見ましたよ。街中で見かける電線よりも太く感じます。
 
村山 そうですね。こちらは皮膜を含めた外径が108mmであり、導線三本をより合わせて一本のケーブルにしているんです。重さとしては、1mあたり18kgくらいありますね。実際はこのようなケーブルを500mから、時には何kmもの長さまで敷設するので、全体で数tのケーブルを扱うこともあるんですよ。
 
クリス まるで想像できない重量感とスケールですね! どんなところでこれらのケーブルが使われているかも気になります。エムテックスさんのお仕事について、より詳しくお聞きしていきましょう!