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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

時代を先取る事業展開で 製造業界の常識を変える
株式会社桜花 代表取締役 櫻井大介

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 東京都渋谷区出身。大学時代は柔道に打ち込み、卒業後は柔道の先輩が多数就職していた警備会社に入社。約10年間営業職として勤務したのち、製造業界へ転職する。物流用パレットの製造を主とする企業で経験と実績を積む中で、仲間たちからの応援の声を受けて独立し、2024年4月に(株)桜花を設立した。現在は物流用パレットの製造のほか防犯カメラの販売や設置など、多様な事業を展開している。
 
 
 
神奈川県茅ヶ崎市を拠点に、物流用パレットの製造や防犯カメラの販売、設置を手がけている株式会社桜花。代表取締役を務める櫻井大介氏は、さまざまな経験と多角的な視野のもと、製造業のみならずM&Aや旅行支援事業、健康事業にも裾野を広げ、変化の大きな社会に対応できる会社づくりに邁進している。地域貢献と社員の幸福を実現したいと語る櫻井社長に、仕事に対する熱い思いをうかがった。
 
 
 

大手企業で積んだ経験と実績のもと独立

 
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インタビュアー 鶴久政治(元チェッカーズ)
鶴久 物流用パレットの製造を手がける、株式会社桜花さん。櫻井社長は独立以前も、製造業に携わっておられたのでしょうか?
 
櫻井 ええ。私は前職で、業界大手企業の共同代表を務めていました。仲間たちの励ましに背中を押され、独立を決意したんです。
 
鶴久 大手企業の第一線で邁進しながら人望も集めていたわけだ、素晴らしいです!
 
櫻井 ありがとうございます。当時のメンバーは、現在も私の右腕として頑張ってくれていましてね。本当にありがたい限りです。
 
鶴久 桜花さんはスチールパレットを取り扱っているとうかがいました。具体的にどういったものなのでしょうか。
 
櫻井 例えば、ロボットをコンテナに乗せる際には強固な土台が必要です。弊社が扱っているのは、そういった大型精密機器の輸出に耐えうるスチール特化のパレットで、乗せる機械ごとにオーダーメイドで仕上げます。使用後は溶かして再形成するので、そのための海外工場も構えていますよ。
 
鶴久 海外にも拠点があるとは! スチールパレットは機器の輸出に不可欠なんですね。
 
櫻井 はい。ただ近年は時代の変化が激しいので、私は旅行支援事業なども別会社の形を取って個人的に手がけているんです。ほかにも、地方企業の良さを残していくため、健康事業やM&Aも展開しています。製造業以外でも地盤を固めて、社会の変化や不況にも強い会社づくりを目指していますよ。