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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

コロナ禍に見出した商機 1車種特化のパーツ販売
株式会社アップライン 代表取締役 Hirotaka Machida(町田裕孝)

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 栃木県出身。車好きが高じ、23歳で車のパーツ販売をスタート。中古車ブームの波に乗って事業を拡大させ、2000年4月に(株)アップラインを設立した。パーツ販売のみならず中古車販売も手がけ、販路を海外に広げるも、コロナ禍によりネット販売にシフト。日産自動車R35GT-Rに特化したパーツ販売を行い、現在ではアメリカ・ヨーロッパ・東南アジアなど世界各国に販売網を広げている。
 
 
 
車のパーツ販売を手がける株式会社アップライン。在庫を持たずに商売できるネット販売にも関わらず、あえて在庫を持つという選択をしたのが、町田裕孝代表取締役である。それは、町田社長があくまで“即納”にこだわったからだ。日産自動車・R35GT-R。ただ1車種のパーツの品ぞろえでありながら、取り扱いは800アイテムを誇る。コロナ禍を逆手に取ってネット販売に特化したことで、全世界を顧客とする販路拡大を可能にした。
 
 
 

R35GT-Rに特化したパーツ販売会社

 
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インタビュアー 鶴久政治(元チェッカーズ)
鶴久 日産自動車のプレミアムスポーツカーR35GT-R、そのパーツ販売を行う株式会社アップラインの町田社長にお話をうかがいます。ある一つの車種に限定した部品だけを取り扱う業態は、珍しいですよね。
 
町田 そうですね、他車の部品は一切取り扱っておりません。その代わりといっては何ですが、R35GT-Rのパーツだけで約800アイテムを取りそろえています。
 
鶴久 800アイテムも! それはすごいですね。もともと車がお好きなんですか?
 
町田 幼い頃から車は大好きでした。父が日産の関連会社で働いていたこともあり、日産カーは身近な存在だったんです。幼稚園児の頃には、大人が嗜むような本格的な車のプラモデルづくりに熱中していましたよ。
 
鶴久 「プラモデルづくりって楽しい」と感じたことが仕事の原体験というわけですか。私も好きな音楽がそのまま仕事になったので、町田代表のお気持ちはよくわかります!
 
町田 そう言っていただけると嬉しいです。「楽しい」と思えることが仕事になり、とても幸せだなと日々実感しています。