環境にも人にも優しい
排水処理設備の専門企業

やる気さえあればチャンスが与えられる会社

濱中　2023年からは、また別のチャレンジをしていると聞いていますよ。

礒部　ええ、産学連携の新しいプロジェクトを開始しました。

濱中　産学連携！？　またスケールが大きい話ですね！

礒部　5年連続で企画書を経済産業局に提出し続けて、やっと2023年に採択していただけたんです。

濱中　5年もかかったんですか、ものすごい情熱だなぁ！　御社以外にも、いろいろな会社が企画書を出すわけでしょう？　並み居るライバルを蹴散らして、というわけですか。

礒部　おかげさまで念願叶って、今は大阪公立大学の工学分野の先生方と一緒に新しい技術開発に関わる研究を進めています。産学連携のプロジェクトのため補助金もいただけるので、一企業ではできない大きなことにチャレンジできるんです。

濱中　やっぱり、プロジェクトリーダーは礒部社長なんでしょう？

礒部　いえ、実はプロジェクトリーダーをお任せしているのはパートの女性社員さんなんですよ。

濱中　えっ！　礒部社長じゃなく、パートの方がプロジェクトリーダーなんですか？

礒部　そうなんです。これまでは、何か新しいことを始めるというと、私がプロジェクトリーダーを務めていました。でも今回は、新しい風を吹かせるべく、あえてパートの女性を抜擢したんです。主要メンバーも、インドネシア出身の女性と障害者雇用で来てくれている24歳の男性でしてね。チーム一丸となって頑張ってくれているんですよ。従来の枠にとらわれない、おもしろいアイデアがいろいろと生まれています。

濱中　多種多様な特性を持つ人が自分らしく働けるなんて、まさに多様性を実現した職場だ！　新たな人材の皆さんの成長が楽しみですね。

礒部　私にとって、これもまた一つのチャレンジですね（笑）。仕事に大切なのはやる気があるかどうか。やる気を持って仕事に取り組んでくれさえすれば、どのような方にでもチャンスを与えられる会社でありたいと思っています。

濱中　素晴らしいお考えですね。