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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

カキをはじめ食材を厳選 味も価格も評判の人気店
かき小屋あわじ 代表 三野勝吾

 
プロフィール 兵庫県出身。高校卒業後は宮大工として経験を積む。その後、兵庫県の淡路島で農業を始め、毎年さまざまな野菜を栽培するようになる。カキの養殖業者と知り合ったことをきっかけに、2018年にカキや旬の食材を使った料理を提供する飲食店、かき小屋あわじを開業した。現在も同店の運営の傍ら、レタスや玉ねぎ、ピーマンといった野菜の栽培を手がけている。【ホームページ
 
 
 
兵庫県南あわじ市にあるかき小屋あわじでは、新鮮なカキを食べ放題で楽しむことができる。代表を務める三野勝吾氏は店舗の運営と同時に農業も営んでおり、自身が栽培した野菜も販売中だ。さまざまな工夫を凝らすことで高い品質の食材をリーズナブルな価格で提供する三野代表の姿勢は好評を集め、店は多くの常連客で賑わい、他県から足を運ぶ人も少なくない。そんな三野代表に、仕事にかける熱意を語ってもらった。
 
 
 

他県からも多くの客が訪れる人気の飲食店

 
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インタビュアー 山田勝己(タレント)
山田 兵庫県南あわじ市にあるかき小屋あわじさんは、新鮮な旬のカキを食べ放題で楽しめるお店だそうですね。もともと三野代表は、まったく別の業界でお仕事をなさっていたとお聞きしています。
 
三野 そうなんです。私の実家は代々、神社仏閣の建築や補修を行う宮大工を生業としていまして。それで私も高校卒業後は宮大工の道に進み、8年ほど働いていました。その後、農業を営んでいた知人の紹介で、淡路島で野菜栽培の農業を始めたんです。そんな折、香川県でカキの養殖を営んでおられる方と知り合いまして。その方からカキを提供する飲食店を経営してみてはどうかとアドバイスをいただいたことをきっかけに、2018年にかき小屋あわじを開業したんです。
 
山田 人との良いご縁がつながって、宮大工から農家、飲食店経営者へと、現在のお仕事に結びついていったわけですか。こちらのお店は神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターチェンジからとても近くて、お客さんも通いやすそうですね。
 
三野 はい。おかげさまで、兵庫県内からだけでなく、他県からもたくさんのお客様にご来店いただいておりますよ。