顧客や協力会社とバディを組む
伊藤 そうですね。昔から不動産業界は男性社会ということもあり、活躍する女性はそう多いとは言えません。実は私は、もともと不動産業界を目指していたわけでも、経営者を目指していたわけでもないんです。20年ほど前、離婚後に将来を見据えて家を購入しようとした際に、当時は独身の女性客は大手不動産会社でまったく相手にされないという悔しい経験をしました。その後無事に家は購入できたものの、こうした状況を変えたくて、不動産業界に飛び込んだんですよ。そうしてがむしゃらにキャリアを積み、周りの後押しもあって独立し、2016年に弊社を設立しました。現在、大阪府一円を営業エリアとして業務を行っています。
八木 今年2021年で設立からちょうど5周年ですか。ご自身の悔しい経験をバネに不動産業界に飛び込み、男性社会の中でも臆せず立派に活躍なさっていて素晴らしいですよ。社名のBUDDYとは、英語で相棒や仲間といった意味ですよね。
伊藤 はい。お客様が求める条件に合う物件をただ一方的に紹介するのではなく、お客様と一緒に頑張って理想のお家を探していくという思いを込めました。また、弊社では不動産にかかわるご依頼であればなんでも受け付けており、設計士の方やリフォーム業者さんなど、協力会社やスタッフとも力を合わせて業務を行っていくという思いでもあるんです。