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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

クリーンマネージャーで
清掃業界の業務を効率化

 

コールセンターを立ち上げ管理業務を効率化

 
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菅原 私は、報告書の入力をしたら自動的に請求書も発行できる仕組みをつくりました。20年以上前にこの仕組みをつくったことにより、その会社も大きく事務効率が上がったと思いますよ。今では当たり前のことですけどね。そうした発想の積み重ねが、現在の仕事につながっているのでしょう。
 
吉井 20年前といえば、まだITがそれほど普及していない時代ですよね。菅原社長の先見性は素晴らしいです! その後も気になります。
 
菅原 2002年に個人事業主となり、大手家電量販店やゲームセンターなど、さまざまなクライアントの業務を受注する企業のソリューションパートナーとして活躍することになりました。並行していくつものプロジェクトを指揮する中で、1社から籍を置いてほしいと頼まれて入社したんです。その会社は多店舗展開の全国的な清掃業務を担当しており、私は数千という数の店舗の清掃をスムーズに進めるため、ここでも事務や現場のオペレーションをシステム化していきました。また、当時は珍しかったコールセンターの立ち上げや運営を任され、ここでも管理業務の効率化に成功したんですよ。何せ管理する人員が足りなかったので、待ったなしでした(笑)。
 
吉井 菅原社長の業務改善に懸ける情熱とノウハウが、数々の企業の業績を上げてきたとよくわかります。アイデンさんの起業にもつながっているのでしょうね。
 
菅原 はい、個人事業を発展させ、2008年に弊社を設立しました。社名の由来は「アイデア」とネットワークのNを組み合わせています。この社名なら電話帳で手前のページに掲載されるのも理由ですね(笑)。ロゴマークも、人とのつながりを“円”で表し、弊社が“縁”を大切にしていることを表現しています。
 
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吉井 縁を大切にする姿勢は、御社の「未来に笑顔を創る企業」という企業理念でも表現されていると感じました。
 
菅原 もちろん「未来に笑顔を創る企業」を実現することがどれだけ難しいかというのは承知のうえです。それでもこの言葉は自分の原点ですし、敷かれたレールを歩くより、新しい道を進んで開拓し、互いに喜び合えるほうが私にとっては喜ばしいことだと思っています。
 
吉井 私も素敵な理念だと思いますし、この言葉そのものがご縁になって、人とのつながりが広がるのは楽しみでもありますよね!