B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

ライフスタイルLIFESTYLE

 

◆珠玉の1本と出合わせてくれる
ヴィンテージのアイウェア専門店

 
毎日身につける眼鏡やサングラスは、顔の一部とも言える存在です。それならば機能性だけでなく、デザインや質、ものが持つ歴史にもこだわり、個性を演出したいところ。まさにそれら全てを備えているのが、ヴィンテージのアイウェア。中でも唯一無二の個性を持ったアイウェアと出合わせてくれるのが、東京・原宿に店を構える、SOLAKZADE(ソラックザーデ)です。
 
SOLAKZADEは、兄の岡本龍允氏と弟の竜氏の2人が、父親のクローゼットにあったヴィンテージのサングラスに魅了されたのをきっかけに、大阪で予約制のショールームとしてスタートしました。その後、2012年に東京に移転し、現在の店舗をオープン。地下へと続く階段を降りると、目前にはほのかな照明に照らされた、緑のドアが。その様は大人の隠れ家のようで、好奇心をくすぐります。ドアを開ければそこに広がるのは、シックで重厚感のある空間。レンガ調の壁には深いブラックのショーケースが設置され、天井では上品なシャンデリアが輝いています。
 
岡本兄弟を始め、スタッフ全員が思い思いのアイウェアを身につけ、ファッションとのセットアップで独自のスタイルを楽しんでいるのも魅力的。そんなふうに、ヴィンテージのアイウェアの魅力を店舗の空間やスタッフ自身が発信するSOLAKZADEには、日々理想のアイウェアを求めて、様々な顧客が訪れています。
 
glay-s1top.jpg
地下1Fの店内の様子。落ち着いた空間でアイウェアを選べる
glay-s1top.jpg
1Fの店内は、高級ホテルのラウンジのような雰囲気だ

 
 

◆在庫数は約1万本!
世界各地で厳選仕入れ

 
glay-s1top.jpg
1990年代の Jean Paul Gaultierのアイウェア
SOLAKZADEが扱うのは、世界各国の眼鏡関連会社や眼鏡店の倉庫に眠っていたアイウェアのデッドストック、つまり新品の未使用品がほとんどで、店内と所有の倉庫を合わせると、その数なんと約1万本! そしてそのどれもが1800年代から1990年代製なのだから、ヴィンテージ好きにはたまらないはず。
 
扱うブランドはアメリカならRay-Ban(レイバン)にAmerican Optical(アメリカンオプティカル)、TART OPTICAL(タートオプティカル)。イギリスならdunhill(ダンヒル)、フランスならCartier(カルティエ)にJean Paul Gaultier(ジャンポール・ゴルチエ)など、実に様々。ここでは、そうした世界でも類を見ない豊富なラインナップの中から、スタッフが対話を通して顧客に似合う珠玉の1本を選んでくれます。ヴィンテージのアイウェアにあまり詳しくない人は潔く身を任せるのも良いですし、ヴィンテージマニアの人は少しマニアックな質問を投げかけてみるのも良いかもしれません。さながらヴィンテージアイウェアのコンシェルジュのように、真摯に答えてくれるはずです。
 
SOLAKZADEがこだわるのは、年代やデザイン、ブランドだけではありません。質にも徹底したこだわりを持っており、プラスティックが使われたフレームを扱う場合は、乾燥による割れを避けるため、水分量をしっかりと保持したものだけを買い取っているのだそう。フレームの寿命を見越し、厳選したアイウェアだけを扱うことで、品質への信頼を高めているのです。
 
glay-s1top.jpg
1940~50年代のフランスヴィンテージ
glay-s1top.jpg
1930年代のアメリカ製フレーム
glay-s1top.jpg
1950年代のTART OPTICALのアイウェア
 
 

◆知識と技術を駆使して
ヴィンテージを機能的に

 
glay-s1top.jpg
眼鏡の制作風景。制作の技術を有しているのも強みだ
品質へのこだわりは、レンズにもおよびます。SOLAKZADEでは一般的な眼鏡店と異なり、昨今の主流であるプラスティック製ではなく、ガラス製のレンズをすすめているのが特徴です。メリットは透明度が高いため限りなくクリアに見えることと、熱や傷に強く10年は性能をキープできること。重く割れやすいというデメリットはあるものの、クラシックな小さめのフレームなら重さはさほど気にならず、強化加工が施されているため、日常生活では割れることもそうはないのだそう。
 
もちろん、度入りのレンズをつくりたい場合も、要望を伝えればフレームに合うレンズを提案してくれます。店舗内で視力測定をした後に、届いたレンズはフレームに合うよう、スタッフが加工。SOLAKZADEのスタッフは、全員が眼鏡の加工に関する知識や技術を持っていて、これまでの加工実績は約1万本にもなるのだとか・・・! レンズをはめる際、ヴィンテージのフレームを破損してしまう眼鏡店も多い中、豊富な経験値と技術、細部への配慮で加工を可能にしているのだそうです。
 
glay-s1top.jpg
彫金を施している様子。繊細な作業もお手のもの
「ヴィンテージも良いけれど、自分だけの1本が欲しい」という人は、フレームを完全オーダーメイドでつくるのもおすすめ。SOLAKZADEでは技術を結集して、18金や純度の高いシルバーで高級感のある1本をあつらえてくれます。また店内では、世界中で見つけたアンティークやヴィンテージのゴールドジュエリーをコレクションしているので、そちらも見逃せません。
 
世界中を渡り歩きながら、知識と経験にもとづいた目利きで、独自の感性に響くアイテムをそろえるSOLAKZADE。同店のアイウェアやジュエリーが持つ歴史や個性を身に付ければ、きっといつものファッションも深みが増すはずです。
 
glay-s1top.jpg
アンティークジュエリーを身に付ければスタイルにも風格が
glay-s1top.jpg
オーダーメイドで顔に馴染む、自分だけの1本を

 
SOLAKZADE
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-29-4 Goro's Bldg 1F・B1F
TEL 03-3478-3345
営業 14:00~19:00
定休日 水曜
ホームページ
https://solakzade.com
 
 
 
 
 

ライフスタイルランキング

関連記事