vol.4 「初めまして」で良い第一印象を！

毎回、ビジネスシーンで活かせるお菓子を紹介する「お菓子なビジネス戦略！」。4月に入り、多くの会社では新年度を迎えましたね。新入社員を迎えたり、新しい部署での業務がスタートしたりと、フレッシュな時期です。取引先の担当者が変わった、もしくは新たなクライアントを担当することになったという方も多いと思います。
 
そうなると、初めて会う方へのごあいさつは非常に重要。顔合わせや最初のお取り引きの際に、インパクトのある手土産を持参し、楽しい話題を提供すると共に、良い第一印象を残すのは、今後のお付き合いを円滑にするのに効果的だと思いませんか？　もちろん、転勤や異動によって働く環境が変わった際、同僚へお菓子を差し入れするのもいいですよね。箱を開けた人が思わず「わぁ！」と驚くような、魅惑的なお菓子をご紹介します。

メサージュ・ド・ローズのバラのチョコレート

「バラのメッセージ」を意味するメサージュ・ド・ローズは、高級チョコの人気ブランドです。ギフトボックスを開けた瞬間――美しく咲き誇るバラと、漂う甘～い香りに、誰もが思わずうっとり。セピア色の大輪のバラの正体は、なんとチョコレート！　その１輪ずつ全て、本物のバラを育てるように、心を込めて、花びらを１枚ずつ丁寧に重ね仕上げられています。見た目の美しさだけでなく、原料はフランスのヴェイス社のチョコレートを使った高品質の逸品とあって、贈答品として多くの人に愛されているのです。
 
バラのチョコレートは、贈る相手の人数やシーンなどにあわせて選べるよう、様々な種類がラインアップ。ミルクやセミビターの他、マーブルやラズベリー、ホワイトもそろう「メルシー」シリーズなら、本物の花畑のような彩りで、出会いのシーンを華やかに演出してくれそう。「初めまして」のギフトに食べられるバラの花束をチョイスして、ちょっとキザな自己紹介はいかがでしょうか？ メサージュ・ド・ローズ
http://www.mesrose.com/

五穀屋の「五季（いつき）」

五穀と発酵、季節の恵みなど、古くからの日本の知恵をお菓子に込めたモダンな和菓子ブランド「五穀屋」。今回注目するのは、鮮やかな色あいと艶がまるで宝玉のような、発酵さしすせそ羊羹「五季」です。4つの四季では表しきれない時節の魅力を表現したというこの和菓子。備え付けの楊枝で5色の玉を突き、風船を割ると中から出てくるのは、それぞれ酒、抹茶塩糀、りんご酢、醤油糀、白味噌を使った、みずみずしい玉羊羹。見た目、食べ方、味わい、どれをとっても新感覚で、驚きとおいしさの三段構えで贈った相手を魅了します。
 
贈る際、すかさず「イタリア・フィレンツェのメディチ家リッカルディ宮殿で開催された、和菓子の祭典で記念に日本からの特別献上品として贈られた品なんですよ」――という話をすれば、初対面の相手でも、話題が弾むに違いありません。定番の5種類の他、松屋銀座店では限定の「銀座はちみつ」も販売中なので、情報ツウなら、そちらもぜひチェックしておきたいところ。 五穀屋
http://gokokuya.jp/
 
 
趣向を凝らしたお菓子は、贈り主と共に社内で話題にしてもらいやすいはず。そうすれば、相手に早く自分のことを覚えてもらえる他、良いイメージも残せるのではないでしょうか。そのためには、お菓子の魅力に負けないような、しっかりとした自己PRをするのも大切ですよ！　出会いの季節、ぜひビジネスシーンにおける新たな人間関係づくりに、お菓子を役立ててみてくださいね。