BEST OF レバ刺し風こんにゃくを探せ!
7月から、飲食店での牛レバ刺しの提供が禁止になってしまった。6月末の駆け込み需要で起きたレバ刺しフィーバーも、遠い昔のことのよう。最後にレバ刺しを食べたのはいつだったかな・・・。
・・・食べたい。レバ刺しが食べたい~!!
ああ、「食べられない」と思えば、思うほど、恋焦がれてしまう。そこで注目したのが、巷で噂の “レバ刺し風こんにゃく”。どうやら、本家が禁止になって以降、売上は40倍にもなり、商品の種類も増えているんだとか。「しょせんこんにゃく」と思っていたが、そんなに人気なら、これは期待ができるんじゃないか? もう、この際、こんにゃくでも良い! せめて、せめて一番レバ刺しっぽいこんにゃくが食べたい・・・。
スーパーやネットショップでGET。値段は160~500円くらいでした
ということで! B-plusが誇るレバ刺し好き (レバ刺シスト) 9人でレバ刺し風こんにゃくを食べ比べ、一番レバ刺しっぽいこんにゃくを探すことにした。今回、スーパーとネットショップで入手したのはこちらの3品!
●こんにゃくのレバ刺し (株式会社関越物産)
●レバ刺し好きも絶賛のこんにゃく (株式会社ヨコオデイリーフーズ)
●マンナンレバー (ハイスキー食品工業)
お、「こんにゃくのレバ刺し」 は、特製魚醤ダレとトッピングのゴマまで付いているとは、気が利くじゃないか。「レバ刺し好きも絶賛のこんにゃく」 は強気な名前に負けない、リアルなヴィジュアルに期待が高まる。しかも量が多くて、コストパフォーマンス高し! 「マンナンレバー」 は短冊タイプを購入したが、なんだかマットな質感で、ちょっとレバ刺しにしては形が整い過ぎのような気も・・・? とりあえず大葉を敷き、盛り付けて、ネギとゴマをトッピングしてみると・・・これは! レバ刺しだ。紛れもないレバ刺し! あまりの完成度の高さに試食員一同、歓喜にどよめいた。さぁ、いざ実食!
左上から時計回りにマンナンレバー、こんにゃくレバ刺し、レバ刺し好きも絶賛のこんにゃく。本当にこれがこんにゃく?? 一同騒然!
「レ・・・レバ刺しだー!!」と、大喜びでこんにゃくに群がるB-plusのスタッフたち。よく見ると、手元にはちゃっかりビールもスタンバイ
今回は、「こんにゃくレバ刺し」 は付属のタレで、他はゴマ油+おろしニンニク+塩で賞味。見た目・香り・味をそれぞれ5段階で評価してみる。さて、結果は・・・ (※あくまでも個人の感想です)
見よ、このシズル感! どう見てもレバ刺しです
こんにゃくレバ刺し 見た目:★★★★☆ 香り:★★★☆☆ 味:★★★☆☆
評:「こんにゃくだけの力に頼らず、タレでカバーする潔さに好感!」 「見た目や食感、タレの味など、トータルのバランスがとれていてgood」
レバ刺し好きも絶賛のこんにゃく 見た目:★★★★★ 香り:★☆☆☆☆ 味:★★☆☆☆
評:「見た目のリアルさはぶっちぎり! 並べておくとレバ刺しそのもの」 「ゴマ油より酢味噌で食べたい、美味しいこんにゃく。“こんにゃく好きが絶賛のこんにゃく” です!」
マンナンレバー 見た目:★☆☆☆☆ 香り:★★☆☆☆ 味:★★★★☆
評:「見た目はシズル感もなくて期待してなかったけど、個人的には食べたら一番美味しかった~!」 「一口目で “おおっ!” と感動。見た目以上のレバ刺し感でした」
どれも個性的で異なる魅力のある商品だったが、トータルではタレ付きの 「こんにゃくレバ刺し」 が高評を獲得! おめでとうございます! でもやっぱり、どれもこんにゃくはこんにゃくだった・・・。もしかしたら、レバ刺し風こんにゃくの進化の鍵は、こんにゃくの風味をカバーするタレにかかっているのかもしれない。今後、こんにゃくメーカーさんが切磋琢磨し、本物のレバ刺しを超えるこんにゃくを作ってくれることに期待してます!
BEST OF レバ刺し風こんにゃくを探せ! ―レバ刺シストのためのレクイエム―