長年勤務した町役場での経験を活かして起業

インタビュアー 矢部美穂(タレント)
森 私は大学を卒業後、斑鳩町役場の職員として勤務しました。さまざまな業務に携わった中で、特に現在の仕事につながっていると感じるのは、高齢者福祉と住宅の耐震化に関する業務ですね。特に耐震化に関する業務では、高齢者の方からのご相談を受けることが多く、助成制度以外にもさまざまな改修方法や高齢者の方でも利用可能な融資など、不安点を解消いただけるよう幅広く情報提供するようにしていました。今の仕事でも、高齢者の方が安心して生活できるよう住宅の耐震改修のサポートなども行っていきたいと思ってるんです。
矢部 町役場に勤務する中で得た知識や経験が、現在のお仕事に活かされているんですね。
森 そうなんです。町役場で住民の皆様に寄り添った相談を行うために身につけた知識や傾聴力が大きいと考えています。退職後も、ご依頼の奥にある真のご要望に対応していけるよう防災士やわくわくナビゲーターなどの講座を受講・資格取得してきました。