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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもから高齢者までの 「やってみたい」を応援
合同会社未来サポーター燈 代表社員 森祥子

 
プロフィール 高知県出身。大学卒業後、奈良県・斑鳩町の町役場に入庁。複数の部署で福祉や開発指導、住宅の耐震化に関する業務などに従事した。約25年間勤務したのちに退職。2024年8月に起業し、(同)未来サポーター燈を設立した。現在は、宅建士や行政書士、防災士といった資格を活かし、終活や起業支援、補助金申請の相談、空き家の再生・活用支援など、幅広く顧客の夢や目標のサポートを通じて地域活性化にも取り組んでいる。
 
 
 
人々が持つ夢や目標、そしてやってみたいことをサポートする合同会社未来サポーター燈(あかり)。代表社員である森祥子氏は、長年にわたって町役場の職員として勤務し、福祉や開発指導、住宅の耐震化に関することなどさまざまな業務に携わってきた経験を持つ。その中で得た知識やノウハウを活かし、子どもから高齢者まで世代を問わず、多くの人が目標に向かってチャレンジできるよう応援したいという思いから起業した。そんな森代表の仕事への熱い思いに迫る。
 
 
 

長年勤務した町役場での経験を活かして起業

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 奈良県生駒郡斑鳩町を拠点に活動する合同会社未来サポーター燈の森代表は、老若男女問わず、さまざまな人の「やってみたい」をサポートするお仕事をなさっているそうですね。まずは森代表のこれまでのご経歴からお聞かせください。
 
 私は大学を卒業後、斑鳩町役場の職員として勤務しました。さまざまな業務に携わった中で、特に現在の仕事につながっていると感じるのは、高齢者福祉と住宅の耐震化に関する業務ですね。特に耐震化に関する業務では、高齢者の方からのご相談を受けることが多く、助成制度以外にもさまざまな改修方法や高齢者の方でも利用可能な融資など、不安点を解消いただけるよう幅広く情報提供するようにしていました。今の仕事でも、高齢者の方が安心して生活できるよう住宅の耐震改修のサポートなども行っていきたいと思ってるんです。
 
矢部 町役場に勤務する中で得た知識や経験が、現在のお仕事に活かされているんですね。
 
 そうなんです。町役場で住民の皆様に寄り添った相談を行うために身につけた知識や傾聴力が大きいと考えています。退職後も、ご依頼の奥にある真のご要望に対応していけるよう防災士やわくわくナビゲーターなどの講座を受講・資格取得してきました。