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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

そこに住む人ならではの ドラマが紡がれる空間を
Actor'S HOME 代表 新谷修

 
プロフィール 兵庫県出身。舞台美術の世界で活動後、建築業界に転身。大手ハウスメーカーの注文住宅を手がける現場でノウハウを身につけ、独立。2008年、Actor'S HOMEを立ち上げた。家づくりに関する多様な技能を活かし、リフォームやリノベーション、店舗改装などのサービスを提供している。クライアントのニーズを汲み取ったデザイン性の高い施工は、芦屋市をはじめとする阪神間エリアの高級住宅街で、厚く支持されている。
 
 
 
舞台美術から建築の世界に転身し、Actor'S HOME(アクターズホーム)を旗揚げした新谷修代表。豊かなノウハウと発想力、親身な姿勢をもって顧客に寄り添い、ヒアリングから施工、アフターフォローまですべてを担えるワンストップサービスが、理想の住まいの具現化を可能にしている。職人たちと力を合わせて空間をつくり上げる様子は、まるで舞台のよう。人生のドラマが紡がれる家=舞台を、新谷代表は生み出しているのだ。
 
 
 

住まいに関することに何でも対応

 
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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
亀山 Actor'S HOMEの新谷代表は、兵庫県芦屋市を拠点に西宮市や神戸市東灘区も含めた阪神間エリアで、リフォームなどの施工を行っておられるそうですね。
 
新谷 はい。高級住宅やハイセンスな店舗が多い地域で、住宅のリフォームやリノベーション、増改築、店舗の改装、水回りの改修など、住空間に関するあらゆる工事に対応しています。規模の大小を問わずお客様のニーズに応える、そしてお客様を感動させるという意識で仕事をしています。
 
亀山 住まいのことなら何でもお任せできるんですね、とても頼もしいです。「Actor'S HOME」という珍しい社名の由来についても、教えていただけますか。
 
新谷 実は私、20代の頃は舞台美術の世界に身を置いていて、そこから建築業界に転職したんです。舞台づくりから家づくり・空間づくりへと活動ジャンルは変わったものの、“ものづくり”への情熱自体は変わらないので、2つの世界をつなぎ合わせてActor's HOMEと名付けました。
 
亀山 舞台から建築の業界に身を投じる際は、大きな決断が必要だったのではないでしょうか。これまでの新谷代表の歩みについて、詳しく知りたいです。
 
新谷 舞台美術、映像の仕事がしたくて、神戸から、軽自動車に布団を積んで上京しましてね(笑)。同じ目標を持つ仲間と一緒に、毎日、愉快な日々を過ごしていました。でもどこかで踏ん切りをつけなくてはと思っていた20代半ばの頃、先に建築業に携わっていた元ミュージシャンの先輩に誘われたんです。それが、進路変更のきっかけでした。