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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人とのつながりを大切に
生きる力を育む安全基地

 
 
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楢畑 子どもたちが安心してマイペースで学べるように、“心の安全基地となる教室づくり”を私たちは目指しています。
 
濱中 “心の安全基地”とは、とても素敵な言葉ですね。保護者の方々に対しては、どのように接しておられるのでしょうか?
 
楢畑 お子さんが当教室でどのように過ごしているかがわかるように、アプリを通じてその日の出来事などを写真付きで発信しています。
 
橋本 LINEでご相談などを気軽にしてもらえる窓口も設けているんですよ。楢畑自身も子どもに発達の凸凹をもつ母であり、私自身も、長年行動障害を持つ方の保護者の方とも関わらせていただきました。ですから、当事者同士の目線でお話をうかがい、ご意見をなるべく取り入れています。精神科の看護師だった私と楢畑の経験を活かし、親子の心に寄り添うサービスを新たに展開していきたいとも考えています。
 
濱中 LINEで相談できるのは便利ですし、相談するハードルが低くなってちょっとしたことでも気軽に聞けそうでいいですね。では最後に、今後の展望についてもぜひお聞かせください。
 
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楢畑 この教室をみんなが心安らげる場所にすると同時に、その流れを地域社会にも広げていきたいです。私個人の夢は、誰もが安心できる社会をつくること。ここに通う子どもたちが大きくなったときも安心して生きていけるよう、就労支援など、将来を見据えたプログラムもつくりたいと考えています。そのために、私は現在教室の運営をしながら、精神科訪問看護師としても働いており、地域で住まわれている当事者様の実際のくらしなどについて勉強させていただいております。
 
橋本 客観的な視点で教室を見てくれる存在が、楢畑です。それぞれの得意分野を活かして役割分担をしながら、力を合わせていきたいと思っています。
 
濱中 お二人は本当に良い関係性を築いていて、名バディのようです。楢畑代表と橋本さんのタッグによって救われる親御さんやお子さんは、増え続けていくでしょう。安心・安全な場所で過ごすお子さんが増えると、笑顔の輪も広がります。それはやがて、地域や社会にも広がっていくに違いありません。いろいろなアイデアの一つひとつを、ぜひ実現していってほしいです。より良い社会のためにもAnything Is Possibleさんを応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
好きなことややりたいと思ったことを仕事にするのが一番だと思っています。でも、その中でも嫌なことや苦しい瞬間は当然あって、その度に、自分の中の目標ややりたいことを思い返すことが大事だと思いますね。
(楢畑由里子)
 

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