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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

IT×集団遊びの療育で
子の成長と親をサポート

 

充実した職員数で長時間の手厚いサポート

 
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クリス こちらの施設にはどういった子たちが通っているのでしょう?
 
野口 当事業所では自閉症やADHD、ダウン症、発達面の遅れといった障がいの可能性や傾向があり行政から認定を受けたお子様をお預かりしています。トレーニングや遊びを通して好奇心や頑張る力、創造力、他者と協力するスキルなどを育んでいます。一日の定員である10名のお子様に対し、保育士や児童発達管理責任者など資格を持ったスタッフと私を入れて平均7人で対応しているんです。
 
クリス およそスタッフさん1人につき、2人のお子さんを見ている人数比ですね。幼稚園や保育園では、1人の先生が20人ほどのお子さんを担当することも多いと思います。そうすると一人ひとりと向き合う時間も限られますし、その点、エコルド川口教室さんは充実したスタッフ数ですよね。
 
野口 児童発達支援施設は、受け入れ児童数に対するスタッフの数が厚生労働省によって定められており、お子様10人に対する管理者を含めた最低人数である3人のスタッフで運営する事業所もあると聞きます。しかし、当教室では倍のスタッフを配置しています。また、お預かりの時間は最長で6時間。頻度はご家庭によって異なるものの、週1~2回のご利用が一番多いですね。
 
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クリス 一般的な小学校就学前のお子さんを預かる療育施設では、お子さんを預かるのは一日につき1~2時間ほどと聞きます。就学前に6時間もの療育を行っている施設があるとは驚きました!
 
野口 長時間の療育は、親御さんのためでもあります。というのも、障がいのないお子さんでも、未就学児は動き回るので目が離せませんよね。ましてや障がいのあるお子さんですと親御さんはより一層、気を張らなければなりません。そこで、当教室がお子様を長時間お預かりすることで、親御さんがリラックスしたり、ご自身のための時間を十分に取ったりしてほしいと考えたんですよ。
 
クリス 私も小さい子どもがいますので親御さんのお気持ちがよくわかります。子どもを長時間預かってもらえたら時間にも心にも余裕が生まれ、すごく助かるでしょうね。