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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

個々に合わせた療育で 将来を見据えた支援を
スマイルこもんず株式会社 代表取締役 中原英喜

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 愛媛県出身。大学卒業後は大手メーカーに就職し、海外(主に東南アジア)や福祉に関連する事業に携わる。30年間勤める中で医療介護の現場で生じる悩みや支援不足に直面したことで仕事観が変化し、社会貢献への思いを強くした。その後、医療介護に関連する会社に転職。約6年間従事し、障害福祉を中心とした新規事業を開始するために、2024年スマイルこもんず(株)を立ち上げ、放課後等デイサービス 自由な学び場SOU!を開設した。
 
 
 
東京都町田市でスマイルこもんず株式会社が運営する自由な学び場SOU(ソウ)!は、中学生から高校生をメイン層とした障害福祉、不登校児支援を行う放課後等デイサービスだ。不登校児の数が30万人を上回った昨今、子どもやその家族ヘのサポートは日本における重要な課題と言っても過言ではない。子どものライフステージにおいて包括的かつ連続した支援を行いたいと語る中原英喜代表取締役に、仕事への熱い思いを聞いた。
 
 
 

障害福祉で実績のある安心と信頼のサポート

 
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インタビュアー 八重樫東(元ボクシング世界王者)
八重樫 東京都町田市でスマイルこもんず株式会社さんが運営する、放課後等デイサービス 自由な学び場SOU!さん。中原社長、こちらは2024年11月にオープンされたそうですね。
 
中原 はい。当施設は、ここ町田で10年近く障害福祉に取り組んできた実績のあるスタッフが参画して立ち上げました。事業所名には、安心と幸せを“創”造する、一人ひとりの“想”いに向き合う、子どもの権利を守り、寄り“添う”場所をつくる、スタッフ全員が力を合わせて目標に向かって伴“走”する、子どもの自主性を育み、自分らしくありたい姿を“奏”でるという5つの「SOU」の思いを込めました。利用者様に質の高いサポートを提供するため、万全な体制を整えていますよ。
 
八重樫 経験豊富なスタッフさんがいるというのは、利用者さんにとっても安心できるポイントでしょう。事業内容について詳しく教えていただけますか。
 
中原 小学生から高校生までの障害のある児童のサポートを行っています。当施設では、特に中高生への不登校支援と学習支援を軸に、個別による基礎学習のサポートから将来の設計に至るまで、一人ひとりのペースを優先した療育に取り組んでいるんです。
 
八重樫 手助けを必要とする子どもたちに寄り添うお仕事なのですね。やはり、不登校の方は増加しているのでしょうか?
 
中原 日本全国の不登校の数は30万人、また、何らかの障害をお持ちで手助けを必要とされる方は全人口の9%以上になるとも言われています。