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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域とつながり交流する 心落ち着くB型事業所
一般社団法人さんでーかふぇ 代表 加納郁久

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 一般社団法人さんでーかふぇさんは、ここ神戸市東灘区で福祉事業を展開されているそうですね。
 
加納 はい。就労継続支援B型事業所「ぽこぁぽこ」、特定相談支援事業所「すずらん」を運営しています。
 
濱中 就労継続支援B型事業所とは、どういった事業所なのですか?
 
加納 B型事業所は、企業と雇用契約を結んで働くことが難しい障がい者の方に対して、就労の機会や生産活動の場を提供するサービスです。「ぽこぁぽこ」では、お仕事を与えることはもちろん、通所していただくことで一人ひとりの体調を整えることや、社会とつながることを大事にしています。
 
濱中 お仕事をすることだけが目的ではなくて、規則正しい生活を送ることができる場所でもあるんですね。「すずらん」さんでは、どういったサービスを?
 
加納 特定相談支援事業所「すずらん」では障がいがある方や、そのご家族が抱えておられる悩みや困りごとについて相談をお受けしています。そのうえで、利用者様に必要な福祉サービスをご案内し、生活全体を底上げしているんです。
 
濱中 障がい者の方へ包括的なサービスを行っているんですね。そもそも、加納代表はどのようなきっかけでこの業界へ入ったのでしょう。
 
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加納 私はもともと会社員として30年以上技術畑を歩んできました。ところが、身内がある日突然精神の病を患ってしまったんです。自分にできることはないか、と考えた末にB型施設にボランティアに行きましてね。そこで初めて精神障がいをお持ちの方と接して、自分の持っていた障がいや精神疾患へのイメージがいかに間違ったものかを感じたんです。
 
濱中 私も以前、独立リーグを支援してくださっている福祉施設へ訪問したことがあります。普段、障がい者の方と接することがないので勝手なイメージを持っていましたが、みんな生き生きと明るくて驚きました。