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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

社会保険労務士として わかりやすい説明を意識
トヨオカ社会保険労務士事務所 代表 豊岡正照

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 大阪府出身。前職の介護系の企業で総務部長を務めながら、社会保険労務士の資格を取得。2013年、社会保険労務士登録、その後、紛争解決手続代理業務試験を経て2014年に特定社会保険労務士の付記登録し、大阪市中央区でトヨオカ社会保険労務士事務所を開業した。現在は介護・障がい福祉業界を中心に、中小企業の労務相談や各種申請業務、個別労働紛争の斡旋代理、セミナー講師など多方面で活躍している。
 
 
 
トヨオカ社会保険労務士事務所の代表を務める豊岡正照氏は、前職時代に培った介護・障がい福祉業界の知識を強みに、中小企業の労務相談や各種申請業務など、多岐にわたる社労士業務を行いながら、従業員研修やセミナー講師も務めている。専門的な内容をわかりやすく説明することにこだわり、企業と従業員の中立的な立場で双方の幸福を目指して、全国各地を飛び回る豊岡代表に、仕事に対する熱い思いを聞いた。
 
 
 

介護企業に勤務しながら社労士資格を取得

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 トヨオカ社会保険労務士事務所を運営する豊岡代表は、介護関連の企業で総務部長をなさっていたときに社会保険労務士の資格を取得されたそうですね。何かきっかけはあったのですか。
 
豊岡 私はこれまで複数の企業で総務部に属してさまざまな仕事をしてきたものの、労務や年金、社会保険などの知識は乏しく、年金問題が騒がれたときに専門性の高い仕事に関心を持つようになりました。年齢的にも何か資格を取得したいタイミングだったので、社会保険労務士を目指すことにしたんです。
 
狩野 社会保険労務士といえば、合格率は6~7%という難関ですよね。お仕事を続けながら勉強するのは大変だったでしょう。
 
豊岡 本当に大変でした! 平日は会社から帰宅した後に勉強をし、週末は専門学校に通い、ちょっとした隙間時間も利用していましたね。例えば、朝少し早めに出勤して問題を解いたり、昼休憩のうち30分ぐらいは勉強したり、短い時間をコツコツと積み重ねていったという感じです。
 
狩野 素晴らしいですね。従業員が国家資格を取得するのは、会社にとってもプラスになりますから、周りの応援もあったことと思います。
 
豊岡 実際、資格取得後も1年ほどその会社に勤務し、給与もアップしましたね(笑)。その後、2014年に開業して今に至りました。