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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

未経験者も働きやすい
夢のある軽貨物運送会社

 

行動と努力から得た経験を糧に新たな挑戦へ

 
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濱中 あらためて、伊福社長のご経歴をお聞きしたいと思います。ご出身は大阪府だそうですね。
 
伊福 そうなんです。高槻市の生まれで、小学校から高校まで野球に打ち込んでいました。ほかにも、幼少期から柔道や剣道、バレーボールなど、さまざまなスポーツも経験しまして。ところが、野球だけはなかなか上達しなかったので、私自身が苦手なことに対してもっと挑戦したいと思い、ひたすら野球を続けたんです。
 
濱中 ご自身にとって困難なことに挑戦し続けてきたわけですか。そのチャレンジ精神が、会社経営の中でも生きているように思いますね。その後はどうなさったんでしょう?
 
伊福 実は料理にも興味があったので飲食店に就職し、料理人としての知識や技術を学びました。しかし、独立して自身の飲食店を開業しようと思った矢先に、世の中に新型コロナウイルスが流行してしまいまして。度重なる外出規制による人流の制限の中では、残念ながら新規開店は断念せざるを得ませんでした。そこで、自身の進路を見つめ直し、あらためて便利屋業をスタートしたんです。
 
濱中 便利屋業というと、日常生活の中のお手伝いなどさまざまな依頼に対応するサービスですね。非常に大きな決断だったのではないですか?
 
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伊福 そうですね。それでも、チャレンジ精神を胸に苦難を乗り越えようと頑張りました。まずは地域の方々に私の存在を知ってもらおうと、1ヶ月間、毎日ずっとチラシ200枚をポスティングするなどしていたんです。ちなみに、その時の屋号は「便利屋くぅ~ちゃん」と言いまして。当時、私が飼っていた犬の名前が由来になっているんです(笑)。
 
濱中 かわいらしい名前ですね(笑)。そこからどのようにして軽貨物運送につながったのかもぜひ教えてください。
 
伊福 便利屋業を営んでいた中で、空いている時間で個人事業主が業務委託で働ける仕事を探している時に、業務委託ドライバーとして配送業を行ったことがきっかけです。その中で、自分自身が1日のうちにどれだけ配送できるのか限界に挑戦したり、どのようにすれば効率よく配送して収入をアップさせられるかを計算したりした結果、軽貨物運送業を生業とすることに大きな魅力を感じ、本格的にスタートするべく弊社を設立しました。
 
濱中 ご自身の限界を確かめ、事業を継続するためのデータも取得したうえで会社を設立したわけですか。その計画性や行動力は素晴らしいですね!