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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人にも馬にも配慮した こだわりの乗馬クラブ
有限会社ウィルスタッド/WILL STUD 取締役 齋藤裕己

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 滋賀県出身。幼少期からの馬好きが高じ、大学では馬術部に所属。ワーキングホリデー制度を利用してオーストラリアの乗馬クラブで働いたことをきっかけに、帰国後は、大手企業が手がける乗馬クラブに創設メンバーとして加わった。退職後は自馬制度を利用し、馬の調教と顧客への馬術指導を行う。1993年に(有)ウィルスタッドを設立。人と馬に配慮したこだわりのクラブ運営で、顧客から厚い信頼を寄せられている。2023年から馬の人工授精事業もスタートした。
 
 
 
近年、競走引退馬のセカンドキャリアについて注目が集まっている。その競走引退馬が乗用馬に転向するために必要なスキルを的確に調教するのが、有限会社ウィルスタッドの齋藤裕己取締役だ。齋藤取締役は、馬たちにとって負担の少ない労働環境を整える一方で、顧客一人ひとりの目的に合わせたオーダーメイド型のレッスンを実施。充実して学べる環境を整え、人と馬の調和がとれた乗馬クラブづくりを目指す。
 
 
 

馬好きが高じて乗馬クラブのオーナーに

 
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インタビュアー 嶋大輔(タレント)
嶋 乗馬クラブ「WILL STUD」を運営する、有限会社ウィルスタッドさん。実は私も馬が大好きで、馬主になってしまったほどなんですよ。乗馬クラブにうかがうのも、齋藤取締役にお話をお聞きするのも、楽しみにしていました。
 
齋藤 嶋さんも馬がお好きなのですね、それは嬉しいです! 私も子どもの頃から馬が大好きで、動物園に行くと馬の前から離れない子どもだったんですよ。
 
嶋 では、齋藤取締役が乗馬クラブを設立されたのも、馬好きが高じてというわけですか! 気が合いそうだなあ(笑)。ということは小さい頃から、乗馬もお好きだったんですか?
 
齋藤 いえ、乗馬を始めたのは大学生のときでして。母の実家でも農耕馬を飼っていたため馬には親しみがあったものの、残念ながら幼少期は乗馬をする環境がなかったんです。でもずっと馬術に興味があったので馬術部のある大学に進学し、4年間馬術部員として活動しました。馬術部に入れば、部費で馬に乗れますからね(笑)。
 
嶋 なるほど、良いアイデアだ(笑)。馬好きの齋藤取締役にとって、最高の大学生活だったことが目に浮かびますよ。