人にも馬にも配慮した
こだわりの乗馬クラブ
人と馬に優しい「WILL STUDメソッド」
嶋 大学在学中から、やはり馬に関係するお仕事に就きたいと考えていらっしゃったのでしょうか。
齋藤 私が大学を卒業した頃は、乗馬クラブで働くなんてことは一般的ではなく、先が見えない仕事でした。馬術部の周りの部員は子どもの頃から馬に乗っていて、大学時代の競技会で目覚ましい成績を出して馬の仕事に就いていったのですが、大学から馬に乗り始めた私はまだ技術が足りず馬に乗る仕事はあきらめていたんです。それでも動物に関わる仕事がしたいとは思っていて、一度はオーストラリアに渡って牧場で働くことになりました。言葉や文化の壁が厚く、働くことの難しさを感じていたときに乗馬クラブで働く機会があり、そこで自分の技術に自信がついたんですよ。それで帰国後、もっと馬の勉強をしようと思っていたところに、ある大手企業が乗馬クラブを立ち上げるので「創設メンバーにならないか」と、大学の先輩から声をかけていただいたのです。
嶋 出会いに次ぐ出会いで、とんとん拍子に事が進んだというわけだ。
齋藤 ただ、その乗馬クラブは大手の傘下にあることもあり、1頭の馬を1日に何度も稼働させる・・・いわば薄利多売方式でした。馬が好きでこの業界に入った身としては辛く感じるところがあり、退職することに決めたんです。ただ、今後もどうしても私に習いたいとおっしゃる生徒さんがいたので、苦肉の策として自馬制度で仕事をスタートさせました。
嶋 自馬制度とは、何でしょう?
齋藤 生徒ご自身で馬を購入していただき、乗馬クラブに預けていただくシステムです。その乗馬クラブに私が間借りをしながら馬を調教し、オーナーさんに乗馬を教える。このような形でレッスンをお引き受けしたのです。
嶋 なるほど、便利な方法ですね。それにしても、個人的に教わりたいというファンの方がいらしたとは。齋藤取締役への信頼度の高さが伝わってくるお話です。
齋藤 私が大学を卒業した頃は、乗馬クラブで働くなんてことは一般的ではなく、先が見えない仕事でした。馬術部の周りの部員は子どもの頃から馬に乗っていて、大学時代の競技会で目覚ましい成績を出して馬の仕事に就いていったのですが、大学から馬に乗り始めた私はまだ技術が足りず馬に乗る仕事はあきらめていたんです。それでも動物に関わる仕事がしたいとは思っていて、一度はオーストラリアに渡って牧場で働くことになりました。言葉や文化の壁が厚く、働くことの難しさを感じていたときに乗馬クラブで働く機会があり、そこで自分の技術に自信がついたんですよ。それで帰国後、もっと馬の勉強をしようと思っていたところに、ある大手企業が乗馬クラブを立ち上げるので「創設メンバーにならないか」と、大学の先輩から声をかけていただいたのです。
嶋 出会いに次ぐ出会いで、とんとん拍子に事が進んだというわけだ。
齋藤 ただ、その乗馬クラブは大手の傘下にあることもあり、1頭の馬を1日に何度も稼働させる・・・いわば薄利多売方式でした。馬が好きでこの業界に入った身としては辛く感じるところがあり、退職することに決めたんです。ただ、今後もどうしても私に習いたいとおっしゃる生徒さんがいたので、苦肉の策として自馬制度で仕事をスタートさせました。
嶋 自馬制度とは、何でしょう?
齋藤 生徒ご自身で馬を購入していただき、乗馬クラブに預けていただくシステムです。その乗馬クラブに私が間借りをしながら馬を調教し、オーナーさんに乗馬を教える。このような形でレッスンをお引き受けしたのです。
嶋 なるほど、便利な方法ですね。それにしても、個人的に教わりたいというファンの方がいらしたとは。齋藤取締役への信頼度の高さが伝わってくるお話です。
齋藤 5~6年ほどその形でお仕事を続け、土地とお金を融資していただける目途がついた時点で、乗馬クラブを立ち上げることになりました。今は、ご自分の馬を買って当クラブに預託されている自馬会員様もいらっしゃいますし、当クラブ所有の馬に乗っていただいている一般会員様もいらっしゃいます。どの会員様にも、ご希望に応じてお一人おひとりに合った丁寧なレッスンができるように、また1頭当たりの負担が少なくなるように配慮して運営しています。
嶋 ご自分で立ち上げられたからこそ、薄利多売とは真逆の「WILL STUDメソッド」で運営ができているのですね!
嶋 ご自分で立ち上げられたからこそ、薄利多売とは真逆の「WILL STUDメソッド」で運営ができているのですね!