B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

果物の王様・ドリアンを 日本の食卓に届けたい
KDAトレーディング株式会社 代表取締役社長 宮武和樹

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 岡山県出身。婦人服アパレル企業で営業を経験。その後、中国での留学経験を活かし、中国の工場で生産管理業に従事した。海外での仕事経験を積んだ後は、1999年に上海で婦人服を取り扱うOEMの会社を起業。やがて、付き合いのあった生産工場経営者の日本での起業に協力することになり、2023年、ドリアンの輸入・販売を手がけるKDAトレーディング(株)を設立した。
 
 
 
フルーツの王様と謳われ、圧倒的な知名度を誇るドリアン。空前のブームとなっている中国では、果物として親しまれているだけでなく、ピザや鍋の具材として使用されるほど人気だという。日本の食卓にも同じようにドリアンが当たり前のように並んでほしい、ポピュラーになってほしい。そう願ってKDA(ケーディーエー)トレーディング株式会社の宮武和樹代表取締役社長は、良質なタイ産ドリアンの普及に努めている。
 
 
 

アパレルのプロがドリアンの輸入販売に参戦

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 KDAトレーディング株式会社さんは、ドリアンの輸入・販売を手がけているそうですね。“フルーツの王様”とも言われるドリアンを取り扱っていると聞いて、今日はお話をうかがうのを楽しみにしてきました!
 
宮武 ありがとうございます。宮地さんは、ドリアンを召し上がったことはありますか?
 
宮地 正直に申し上げると、ないんです。お恥ずかしいです(笑)。
 
宮武 いえいえ(笑)、無理もありません。ドリアンは、まだまだ日本の食卓では一般的ではないですからね。
 
宮地 日本に馴染みのないドリアンの会社を設立するのは、チャレンジングですよね。宮武社長は、食品業界のご出身なのですか?
 
宮武 いえ、出身はアパレル業界なんですよ。ブランドさんから委託を受けて製品を生産するOEMメーカーとして、レディースのセーターをつくり続けて35年になります。1999年には上海で会社を設立し、某有名ブランドのセーターも多く手がけてきました。最近で言うと、ZOZOTOWN様でも取り扱っていただいています。もしかしたら、宮地さんにも着ていただいているかもしれませんね!
 
宮地 えっ、アパレルですか! ドリアンとはかけ離れた業界で驚きました。