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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

感謝の気持ちで恩送り 経営者の夢を叶える!
株式会社DREAM FACTORY 代表取締役 草野匡史

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 兵庫県出身。学生時代はテニスに打ち込む。高校1年のときに、B型肝炎に感染しテニス部を退部。その後、大学に入学した後、テニス同好会・テニススクールのコーチや学習塾の講師をしながら簿記学校に通い、税理士を目指すことに。31歳のときに税理士事務所に就職し13年勤務するも、両親の介護で退職。AFPの資格を生かして、2021年3月に株式会社DREAM FACTORYを設立した。ファイナンシャルプランナーとして事業を展開している。
 
 
 
高校時代に大病を患い、社会に出てからも両親の介護で苦労しながらAFPの資格を取得。長年の努力が実を結び、現在はファイナンシャルプランナーとして活躍するのが、神戸市に拠点を置く株式会社DREAM FACTORY(ドリームファクトリー)の代表取締役、草野匡史氏だ。苦難の道を歩んだからこそ、さまざまな課題に直面する中小企業経営者の気持ちが理解できる草野社長は、多彩なツールで企業経営や財務の支援を手がけている。
 
 
 

大病や両親の介護で続いた波乱万丈の人生

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 神戸市東灘区にある、株式会社DREAM FACTORYさんにお邪魔しています。AFPの資格をお持ちで中小企業の経営をサポートする草野社長の歩みからお聞かせください。
 
草野 芦屋市で生まれ育った私は、学生時代はテニスに打ち込んできましてね。テニスの強豪でもある関西学院高等部に進学し、練習に明け暮れていました。ところが、高校1年の夏休みが終わる頃、B型肝炎に感染してしまったんです。練習ができなくなった私は、テニス部を辞めることになりました。
 
濱中 そうだったのですね・・・。学業や日常生活にも支障をきたすほどの病状だったのでしょうか。
 
草野 ええ。体育の授業に出ることができなくなり、普段の生活も思うようにいかない日々が続きました。一時は「将来、仕事に就くのも難しい」と言われたんですよ。それでも、高校2年生になると症状が落ち着くようになりましてね。担任の先生も親身に相談に乗ってくださりました。数字が好きだったこともあって、その強みを生かした技能を身に付けようと決意したんです。そして、関西学院大学社会学部に進み、テニス同好会・テニススクールのコーチや学習塾の講師をしながら簿記学校に通いました。