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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

100年以上続く精肉店
伊賀牛の発展に尽力!

 

オンラインやふるさと納税でも購入可能

 
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濱中 同じ料理でも、肉質や季節に合わせてベストな部位を用意してくださる。そのためには大量の知識と技術が求められるでしょう。大変なお仕事だと思いますよ。
 
駒井 おっしゃる通り、私たちは伊賀牛の血統や飼育方法から処理の仕方まで徹底的に研究し、日々の勉強を欠かしません。そうした努力が農家さんとの信頼関係を高め、さらによい牛を購入できるようになり、商品をお客様に販売して終わりでなく、最後はお客様から「おいしかったよ」と喜びの声を聞かせていただける毎日につながっていくんです。
 
濱中 その情熱があるからこそ、伊賀牛の品質が維持されているんだろうな。実際に店頭で伊賀牛を購入する際には、予約など必要なのでしょうか。
 
駒井 もちろんご予約は承っていますし、直接のご来店でも対応いたします。私が何よりも喜びを感じるのは、お客様と対面して「こう調理して食べるとおいしいですよ」と会話を楽しむ時間ですからね。一般の方や飲食店の方など、100年以上も当店を支えてくださるお客様とのやりとりは、時代が変わっても大切にしてきたいと思っています。
 
濱中 まだ伊賀牛の味を知らない遠方の方にも、気軽に伊賀牛を味わってもらいたいですよね。
 
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駒井 はい、そこで当店はオンライン販売も整備しました。また、ふるさと納税でも当店の伊賀牛を購入できるんですよ。口コミで伊賀牛のおいしさを広めるためにも、ぜひ、全国のお客様にお取り寄せで伊賀牛の魅力を知っていただきたいですね。
 
濱中 私も、今日の対談を通じて伊賀牛の周知に一役買うことができて嬉しいですよ。それでは最後に、あらためて駒井社長の伊賀牛に懸ける情熱と将来の目標をお聞かせください。
 
駒井 伊賀牛の知名度を高めるには、とにかく召し上がっていただくことが肝心。一度、口にしていただければ伊賀牛のおいしさを実感し、「また食べたい」と思っていただける絶対の自信があります。そのためにも私は、畜産農家さんや仲間の販売店と共に伊賀牛ブランドの発展に尽力し、今後も積極的に情報を発信していきたいですね。そして、100年を超える当店の歴史をさらに紡いでいくことが目標です!
 
濱中 三重県といえば松阪牛がよく知られています。伊賀牛の存在がどうしても陰に隠れて認知度が高くないのは、とても残念なことですから、伊賀牛を愛する皆さんが力を結集し、その魅力を日本中に広めてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
ただ肉を売るのではなく、農家さんと二人三脚で牛を育てるところから携われることにおもしろみを感じています。農家さんとお客様をつなぎ、「おいしかった」と喜んでいただける、そしてまた「駒井さんで購入したい」と思っていただけるように日々努力することがこの仕事のやりがいですね。
(駒井秀基)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 有限会社伊賀肉の駒井
■ 本社 〒518-0842 三重県伊賀市上野桑町1354
■ 事業内容 精肉店の運営
■ 設立 大正元年頃
■ 従業員数 8名
■ 主な取引先 県内外飲食店/外部企業/一般個人
■ ホームページ https://www.iganiku-komai.co.jp/
■ Instagram https://www.instagram.com/iganiku_komai_1000