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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

夫婦二人三脚で営む
人に寄り添う建築会社

 

顧客の状況を把握し、親身に寄り添う

 
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矢部 それぞれのお客さんに対して、具体的にはどのようにご提案しておられるのかも、ぜひ教えてください。
 
宮(将) 例えばそのお家のお庭を見て、子ども用の自転車が何台あるとか、ペットを飼われているかとか、何人のご家族で住まわれているかといった状況を把握するわけです。
 
宮(美) そのうえで、小さなお子さんがいるのであれば、階段でつまずかないように段差が低いものをご提案しているんです。
 
矢部 それほど注意深く観察するとはすごいです。先ほどもおっしゃっていたように、一般的な大手企業ですと、その時々の流行のデザインとか人気のあるスタイルを勧めがちだと思います。それで施工してみたら、いくらデザインはよくても実際は不便だったというケースもよく耳にします。
 
宮(将) ええ。ほかにもお客様のお家やお庭などから、その方のお好きなものや趣味などを把握してご提案することもあります。もし矢部さんでしたら、ゴルフがお好きだとお聞きしていますので、ゴルフバッグや道具を収納できるスペースを設置するのはいかがでしょうかといった具合です。
 
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矢部 ええっ、そこまで考えてくださるとは嬉しいです! 常にお客さんの要望を先回りして考えたり、想像したりしておられるのだと思います。まさに、お客さんの視点に立って、親身に寄り添ったサービスです。
 
宮(美) 本当にありがたいことに、お客様にも非常に満足していただけているようでして。リピーターの方もすごく多いですし、お客様からそのご友人への紹介なども多いんです。
 
矢部 御社の評判が、お客さん同士の口コミでどんどん伝わっているわけだ。それにしても、ここまでお客さんに親身な対応を行おうと思われたのには、何かきっかけがあったんでしょうか?
 
宮(将) それは、私がこれまで職人としてだけでなく、人生のうえでもさまざまな苦労を乗り越えてきたからだと思います。職人としての経験が浅い頃には、数多くの失敗もしてきました。それでも、妻や良い仲間たち、そして恩人の方にも巡り合えて、多くの方にサポートしていただけたからこそ、今の私があると考えています。だからこそ、私を支えてくださる方々への感謝や、ありがとうの気持ちを大切にしながら、仕事に取り組んでいるんです。