B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

夫婦二人三脚で営む
人に寄り添う建築会社

 

夫婦それぞれの視点で最適なサービスを提案

 
glay-s1top.jpg
矢部 宮専務はいつ頃からこの業界でお仕事なさっているんですか?
 
宮(美) 2011年の頃からですので、業界歴は13年ほどになります。もともとは別の仕事をしていまして。その後、夫が個人事業主として独立し、しばらくしてから手伝いとして始めたんです。
 
宮(将) この業界の職人は10年も経験を積めば一通りの作業は行えるといわれていまして。妻は現場で作業するのはもちろん、重機を操縦することもあるんです。
 
宮(美) ショベルカーや、2tのダンプトラックなども運転します。当然ながらこの業界に入るまでは一度も乗ったことはありませんでした。でも、今ではすごく楽しくて、もはや天職だと思っています(笑)。
 
矢部 それはすごいです! 気心の知れたご夫婦で一緒に作業を行えるのは、大きな強みなのではないかと思います。
 
宮(将) はい。特に女性のお客様にとっては、男性スタッフがお家にお邪魔するよりも、妻が現場に立つほうが同じ女性として大きな安心感につながっているようです。
 
glay-s1top.jpg
宮(美) また、夫婦で一緒に作業をすることで、それぞれの視点から現場の状況を把握できるのも、大きな強みだと思います。私は女性や主婦としての目線からアドバイスできますし、夫はベテランの職人としての目線で質の高いサービスを提供できるんです。
 
宮(将) 例えば大手のリフォーム会社などですと、現場の作業内容や状況を知らない営業担当が、現実性を度外視して自身が売りたいサービスを一方的に勧めるケースが少なくありません。しかし、私たちは現場を熟知していますし、そのご家庭にお子さんが何人いるのか、ご高齢者が同居しておられるかなど、それぞれの状況をよく把握して、お客様にとって最適なご提案ができると考えています。
 
矢部 確かに、営業担当と実際に現場で作業する職人さんが別々だと、それぞれの意識に齟齬が生まれてしまうこともあるでしょうし、お客さんも自分の要望がしっかり伝わっているのか不安になってしまうかもしれません。でも、お二人であれば、提案と作業を一貫して行えますし、物事を異なる目線から多角的に見たうえで、最適な提案をしてくださるわけだから、お客さんにとっても頼もしい限りですよ。