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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

新時代の電気工事会社
若き精鋭集団が躍動

 

太陽光パネル設置や万博関連の現場でも活躍

 
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畑山 さて、グリュックさんの事業内容を詳しくお聞きしていきましょう。数ある電気工事の中で、どのような分野を手がけているのでしょうか?
 
亀山 現在、事業のメインとなっているのは太陽光パネルの設置と、高層ビルやタワーマンションの電気設備工事です。加えて、地下鉄のトンネル内の照明を交換する工事も行っており、最近では大阪万博に向けて新設される北港テクノポート線の夢洲駅に関わっています。大阪エリアばかりでなく、2023年には東京の品川にも進出しました。
 
畑山 東京でも工事を手がけているとはすごい! 都内は再開発の話がよく聞こえてきますし、万博関連も2025年の開幕ぎりぎりまで忙しさが続きそうですね。どの現場も大人数が必要なのでは?
 
亀山 そうですね。協力会社の人たちも含めた総勢70人規模で動いていて、1日当たりの稼働人数が50人から60人程度なのに対し、毎日100人分ぐらいの仕事の依頼が来ている状態です。
 
畑山 人手をまだまだ増やしても足りないだけの仕事量があるんですね。業績のほうはいかがですか?
 
亀山 順調だと思います。初年度の売上高が3000万円、2年目に1億を達成し、今期の目標は3億円です。今のペースならいけるかなと思っています。
 
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畑山 いやあ、大したもんだ! まさに破竹の勢いじゃないですか! それにしても、3年目でどうしてそれほどの急成長ができたのでしょう。亀山代表は、どう分析していますか?
 
亀山 電気工事のような仕事は少人数で1つずつ現場をこなすのが一般的なイメージなのに対し、弊社は、たくさんの人数でいろんな工事に並行して携わるスタイルなんです。父の会社と同じように1つの現場でどれだけいい仕事をしていても、売り上げで父を超えることはできません。だったら、私は数で勝負しようと考えました。
 
畑山 なるほど、少数精鋭ならぬ“大人数精鋭”の組織をつくったわけですか。どうやって50人も集めたんですか?
 
亀山 会社を立ち上げるに当たり、地元の友人全員に声をかけ、相場よりも高めの報酬を出すから一緒にやらないかと誘いました。そうしたこともあり、現在、弊社の平均年齢は25歳です。業界の人材不足が深刻な中で若い人材がこれだけ集まっている会社は珍しく、それが引き合いの多さにつながっているのだと思います。