父を超えるために同じ電気工事の世界で起業
亀山 2021年、19歳の終わり頃にグリュックを立ち上げ、現在22歳です。父親が電気工事の会社を経営している影響で、16歳からこの仕事に携わっています。
畑山 お父様と同じ道を選ばれたんですね。となると、お父様から事業を受け継ぐ選択もありえたのでは?
亀山 いえ、それは考えていませんでした。いつか仕事で父を超えたいので、甘えるわけにはいきません。
畑山 なるほど! 私も30年以上前、ボクシングをやるために青森から東京に出てきた時には、まだ10代でした。すでに高校も辞めており「もしチャンピオンになれなかったら自分の人生は終わりだ」と、あえて後戻りできない状況をつくっていました。亀山代表の考えにも、それと似た覚悟のようなものを感じますよ。
亀山 同じ電気工事でも父と私では手がける内容が違っていて、単純に比較はできないものの、まずは売り上げで父の会社を超えたいと思っています。もちろん、技術面でも超えていきたい気持ちはありますが、まだ時間がかかりそうですね。