直野 HOME BASEは、「褒めて育てる」をテーマに掲げ、子どもたちの療育に取り組んでいる児童発達支援・放課後等デイサービスです。子どもは自分自身の苦手な部分をよくわかっているもの。だからこそどんなことにもチャレンジできる環境を整え、自信と勇気を持って世の中を歩ける子どもたちを増やすことが私たちの使命です。
山田 子どもは誰もが大きな可能性を秘めています。それを引き出してくださる療育は親御さんにとってもありがたいですね。直野代表のこれまでの歩みも教えていただけますか?
直野 学生時代はプロを目指し野球に打ち込む日々でした。しかし、甲子園に行けず社会人野球のセレクションにも落ちて挫折を味わいましてね。その後は、野球部に所属しながら食品の容器を製造する会社に就職し、工場の管理職として組織づくりや伝える力を養ってきました。その中で長く独立を模索していて、20年にわたる人材育成のノウハウを生かし新たな道に踏み出そうと決意しました。
山田 ものづくりの工場から福祉の世界へ飛び込むとは、思い切った転身ですね。
直野 ええ。ただ、勤務先の工場には障害のある方々も働いていました。彼らの特性を十分に把握して仕事を割り振りするなど、いろいろな人と接しながら磨いてきたコミュニケーション力で、子どもたちの未来に貢献できると考えています。
山田 広々として清潔感あふれるHOME BASEさん。見学するだけで直野代表の意欲と情熱が伝わってきます。具体的な療育の仕組みもお聞かせください。
直野 最先端のシステムを導入していて、その一つがデジタル認知テスト「脳バランサーキッズ」です。ゲーム感覚で認知機能を測定し結果を数値で表示するもので、これにより発達の特性に合わせた支援につなげています。特に力を入れているのは体を動かすトレーニングです。発達性協調運動障害など運動が苦手な子どものため、大画面のプロジェクターに動画を流し、職員と一緒に汗をかきながら集団の中で体の使い方を学んでいきます。
山田 広々として清潔感あふれるHOME BASEさん。見学するだけで直野代表の意欲と情熱が伝わってきます。具体的な療育の仕組みもお聞かせください。
直野 最先端のシステムを導入していて、その一つがデジタル認知テスト「脳バランサーキッズ」です。ゲーム感覚で認知機能を測定し結果を数値で表示するもので、これにより発達の特性に合わせた支援につなげています。特に力を入れているのは体を動かすトレーニングです。発達性協調運動障害など運動が苦手な子どものため、大画面のプロジェクターに動画を流し、職員と一緒に汗をかきながら集団の中で体の使い方を学んでいきます。