三輪　私も事業を立ち上げてから苦労の連続でしたね。2018年の西日本豪雨では、弊社の工場も水浸しになり復旧まで3ヶ月もかかってしまいました。何事も平穏無事にはいかないものですね。でも、仕事がうまくいった瞬間の喜びがあるから続けることができるのでしょう。
 
山田　三輪社長の言葉に心から共感します。桜の木は冬が寒ければ寒いほど春になるときれいな花を咲かせるんですよ。仕事もまったく同じ。苦しい時期を乗り越えれば、必ず大輪の花が咲き誇るとわかっているから私は頑張ることができました。三輪社長も私も人生の本番はこれから。ぜひ、将来の展望をお聞かせください。
 
三輪　私は、事業を拡大しようとは思っていません。会社を大きくするより強くすることが目標です。2、3人くらいの少数精鋭で高品質な部品の製造を続け、利益はみんなで分け合って豊かになりたいんですよ。そのために今後も全力で走り続けます！
 
山田　製造業は毎日が楽しくなる仕事。いろいろなことに挑戦しワクワク、ドキドキできるものづくりの素晴らしさを三輪社長から若い人に伝えていただきたいですよ。もちろん私も三輪社長に負けません。お互いにさらなる高みを目指しましょう！