業界歴25年、コンクリート圧送工事一筋
菅原 お世話になっていた大工の棟梁のご縁で、コンクリート圧送を手がける会社の社長と知り合ったんです。何一つ迷うこともなく、若さゆえの興味本位でその会社の門をたたき、早いものでこの業界一筋で25年になります。
鶴久 25年とはベテランの領域だ! 高校を卒業してからこの業界ですか?
菅原 いいえ。私は8歳からサッカーを本格的にやり始め、強豪チームを渡り歩き、高校もその流れでサッカーをする為に進学したんです。しかし、怪我や諸々の事情もあってサッカーを辞めることになりまして。当時の私は、好奇心旺盛で人目も気にせず自分本位なやんちゃ野郎でした。でもサッカーがあるからギリギリ道を外さず頑張っていたんですよ。でも、部活を辞めることになってそのストッパーもなくなってしまい、同じタイミングで高校まで辞めてしまいました。その後も大きく道を外さずに歩んで来られたのは、お世話になった棟梁や、この仕事と出会うことができたからでしょうね。今では、気心知れた仲間たちとシニアリーグでサッカーを楽しみ続けていますよ!
鶴久 サッカーに本気で向き合い挫折を味わった経験は、菅原代表の人生において大きな学びになったと想像します。独立はいつ、どのような背景でされたのでしょう。
菅原 今の会社を立ち上げたのは2019年です。この業界は体力勝負で、大変な案件もあるなど気苦労も多いものの(笑)、現場で良い仕事をして後世に残していきたい気持ちが強くなり、独立に至りました。