日雇い労働者からトラックドライバーに転身
川島 私はボクシングの経験者でして・・・というのは冗談ですが(笑)、もともとボクシングが大好きで、畑山さんの大ファンなのは本当です! なので今日は、畑山さんにお会いできて本当に嬉しいです! 私にとっては絶対に忘れられない、今年最大のものすごい一日になりました!
畑山 それは嬉しいなぁ! 私のほうこそ、日の出の勢いの川島社長にお目にかかれて光栄ですよ。さっそく、川島社長の歩みをお聞かせいただけますか。
川島 はい。私は、24歳まで土木工事の日雇い労働で生計を立てていました。自分が何をしたいのかわからず、やりたいことも見つからず、フラフラした生き方をしていたんです。それでも一念発起してハローワークへ行きまして。もともと人に指図されるのが大嫌いな性格だった私は、トラックの運転手なら一人で気楽に仕事ができると考えて運送会社に入社しました。この世界を選んだきっかけは、そういう安易なものだったんですよ。
畑山 でも、そうして入った業界で自分の城を構えるまでに成長するのだから人生はわかりませんね。ぜひ、川島社長の変貌ぶりをお聞かせください。
川島 その会社で、私は1日20時間近くトラックに乗って走り回りました。すると最初の月の給料がいきなり40万円を超えたんですよ。当時、すでに私は結婚し妻と3人の子どもを養う立場でして。仕事は大変だったものの、何よりもお金が必要でしたし、想像以上の給料を手にすることができて大きなやりがいを感じました。