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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

塗装業で地域貢献に注力
安心・安全を提供する

 

大手塗装会社の営業を経て仲間と独立へ

 
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濱中 和歌山県で地域に密着しながら、外壁塗装、屋根塗装を中心に、各種防水工事やリフォーム工事を手がけている、紀州ペイントさんの取り組みがよくわかりました。髙瀬代表のこれまでの歩みもおうかがいしたいです。社会人になり最初からこの業界に入ったのですか?
 
髙瀬 いいえ。奈良の高校を卒業してから就職し、スポーツ店での勤務となりました。14年ほど働きましたよ。ただ、サービス業のため給与も安く、会社で出会った女性との結婚を機に、収入のプラスになればと思って転職したのが塗装会社だったんです。それと、妻の出身地が和歌山県だったことから話し合って移住を決めました。
 
濱中 ご家族思いですね! 塗装会社ではどんな仕事をされたのでしょう。
 
髙瀬 営業です。全国展開している大手企業で、歩合制でもあったのでかなり稼げていたと思います。その結果、半年で支店長になり14年ほどお世話になりました。
 
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濱中 半年で支店長まで上り詰めたとは・・・。努力されたのはもちろんのこと、才能もないと無理だと思いますよ! 塗装会社で14年働かれて支店長にもなるなど、安定した生活の印象も受けます。どういった心情から独立に至ったのですか?
 
髙瀬 会社があり、和歌山支店があり、職人さんたちがいるというシステムの中で、お客様の目線に立ったサービスを提供できていないのではないかと、常に葛藤を感じていました。会社を継続していくためには利益重視になるのも仕方がないと理解できるものの、だんだんと疑問を感じ始めたんです。そういった背景から、信頼できる職人たちと一緒に、6年前の2016年に会社を立ち上げることにしたんです。
 
濱中 大手企業だと会社を守るため、社員の給与を支払うために、利益優先主義になりがちかもしれませんね。
 
髙瀬 お客様のためになっているのか、地域や社会貢献につながっているのか、会社の内情を知れば知るほど疑問になってしまったのでどうしようもありませんでした(笑)。
 
濱中 髙瀬代表の正義感や使命感の強さが溢れ出ている、素敵なお話です。