濱中　今年で株式会社Cuoreとして現在4期目、代表に就任して3年目を迎えられた浦崎社長。会社の現状をどう見ておられますか？
 
浦崎　コロナ禍の逆風をどうにか耐え、新たに加わった解体事業をてこに成長を目指しているところです。内装のほうもおかげさまで腕が鳴る仕事をいくつもいただけて、私が協力業者さんをまとめる形で忙しくさせてもらっています。実はここ数ヶ月、休日返上で働き通しなんですよ。もちろん在籍している3名の従業員にはきちんと休んでもらっています（笑）。
 
濱中　やっぱり、いい時も悪い時もリーダーは大変ですよね。
 
浦崎　悪い時は最悪です（笑）。ただ最近、私の高校時代からの親友が会社の仲間に加わったので、彼に解体事業部長になってもらい、作業全体を任せています。内装も含めて仕事が順調に回り始めているので、今後は従業員を増やすことも考えなくてはいけません。検討中なのは、外国人技能実習制度の活用です。日本で働く意志のある外国の方たちを弊社に雇用し、今いる従業員たちと協力しながら現場で活躍してくれたらと思っています。寮を借りるなど準備が必要ではあるものの、2年後には実現したいですね。
 
濱中　大きな夢ですね。海外から働きに来る人たちには、どんなイメージを持っていらっしゃいますか。
 
浦崎　ものすごくガッツがありますね。自分の国の親兄弟らに仕送りをするために頑張っている人が多く、本当に頭が下がります。
 
 
意欲と思いやりある仲間といい仕事がしたい
 
濱中　一方で、日本の若い世代にも期待したいところだと思います。浦崎社長が求める今後の御社を背負っていく方の人材像もお聞かせください。
 
浦崎　「やんちゃそうだからダメ」など、その人の表面だけを見て判断する選び方はしません。大事なのは、やる気と周りへの思いやり。私はみんな仲良く和気あいあいと働きつつ、きっちりいい仕事をするのがモットーです。なので、自分が頑張るのはもちろん、一緒に働く協力業者さんとも現場で意見をぶつけ合い、みんなで良いものをつくっていける。そんなやる気と元気の塊のような人に来てほしいです。私自身も、時には失敗することもあります。ですから、少々の失敗は一緒に笑い合える、そんな人に来てほしいですね。
 
濱中　人柄重視というわけですね！　最後に今後の事業について展望をお聞かせください。