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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。父親が開いた東京英才学院で子どもの頃から学び、教育者になりたいとの考えを固めていく。大学卒業後は社会人経験を積むため、一般企業に就職。約10年にわたって働いた後、34歳の時に父親の跡を継いだ。父親が取り組んでいた「知能教育」をブラッシュアップさせるいっぽうで、塾生獲得のための経営改革にも力を注ぎ、塾を活性化。現在では都内3ヶ所に教室を構え、多くの保護者から支持を得ている【ホームページ
 
 
 
知能教育の重要性にいち早く気付き、幼児の指導に取り入れてきた東京英才学院。併行して、小学生から高校生を対象とした個別学習指導にも取り組み、1974年の設立以来、40年にわたり、のべ8000人以上の子どもを育ててきた。指導の中で、市川創代表取締役が最も大切にしているのは“自ら考える力”。結論以上にプロセスを重視し、適切なアドバイスやサポートを行うことで、子どもの考える力を伸ばすことに、力を注いでいる。
 
 
 

幼児から高校生まで、一貫した教育を提供

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 今日は東京英才学院さんが運営する3つの教室のうち、国分寺教室にお邪魔しています。塾名から堅い進学塾をイメージしていたのですが、雰囲気はなんだかアットホームですね。
 
市川 当学院では2歳~年長児を対象にした幼児教室と、小学生~高校生を対象にした個別学習指導塾を併行して手がけていまして。特に昼間は小さなお子さんが多く、先生も女性が多いので、アットホームに感じられるのだと思いますよ。
 
水野 幼児教育と進学塾を併行して手がけている塾は、珍しいのではないですか?
 
市川 そうですね、どちらかに特化している塾がほとんどだと思います。生徒の中には5歳から通い始め、高校卒業まで通塾した後、大学生になってからもアルバイトとして来てくれた子もいましてね。それだけ長いお付き合いが続くと、こちらも親のような心境になります。
 
水野 成長の過程をずっと見守られているわけですものね。それに、幼児から高校生まで一貫した教育を受けることで、大きなメリットもありそうです。
 
市川 もちろん、ありますよ。特に、幼児期からしっかりとした教育を受けておくことが肝心です。少し話は遠回りしますが、幼児教室は知能教育と、幼稚園・小学校の受験指導という2つの目的があり、受験が目的のお子さんは、就園・就学と同時に当塾も卒業される場合が少なくありません。でも、一旦卒業したお子さんの中には、小学4年生、5年生くらいになって再び当学院に通い始める生徒がいます。