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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 宮崎県出身。15歳の時、知人の誘いで塗装業界に入り、社会人としての一歩を踏み出した。勤務2年目の頃、勤務先が倒産。別の会社に移るも、無断欠勤を繰り返し解雇となる。その後、一度は家業を手伝ったが、18歳の時に塗装業界で再出発を誓う。心機一転し4年間同じ会社で勤め、2003年に独立を果たした。向上心と絆を大切に、着実に業績を伸ばし続けている。【ホームページ
 
 
 
この2013年で開業10年目を迎えた株式会社K's塗装。代表取締役の清田和人氏は15歳で塗装業界に飛び込み、22歳の若さで独立したという。「17歳の時には若さゆえに無断欠勤を繰り返し、会社をクビになったこともある」 という清田氏は、自らの経験を糧に10名のスタッフを牽引。固い絆で結ばれた仲間たちと、切磋琢磨しながら日々奮闘している。同社が目指すのは、塗装業界には珍しいという福利厚生も充実した “普通の企業” だ。
 
 
 

17歳でクビになった駆け出しの頃

 
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インタビュアー 石黒彩(タレント)
石黒 K's塗装さんは今年2013年で設立10年目だそうで、おめでとうございます! まずは清田社長のご経歴や、独立のいきさつから教えてください。
 
清田 ありがとうございます。私は15歳の時、地元の先輩に誘われて塗装業界に入りました。そこは6人くらいの小さな会社でしたね。
 
石黒 15歳という若さで社会に出られて、慣れないことやつらいことも多かったでしょう。
 
清田 それはもう、朝は早いし先輩には怒られてばかりだし、つらいことや失敗したことだらけですよ(笑)。実は、その2年後に移った次の会社は、1年も経たずにクビになってしまったんです。
 
石黒 ええ! 差し支えなければ、何があったか聞かせていただけますか?
 
清田 まだ17歳といえば、遊びたい盛りでしたからね。恥ずかしながら、無断欠勤ばかりしてしまって。その後、「やっぱり塗装の仕事に戻ろう」 と思って、18歳で再び別の会社に入りました。その会社で4年間頑張ったことが、独立につながったんです。 
 
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住宅の塗装。下地処理、下塗り、中塗りを経て最後の上塗り中
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外壁に立体感をもたせる特殊な塗料で仕上げの吹き付けを行う